囲碁殿堂表彰

第3回表彰

14世 本因坊秀和( ほんいんぼう しゅうわ )

本名
土屋 俊平 ・ 恒太郎
棋格
準名人(八段)
生年
1820年(文政3年)
没年
1873年(明治6年)
経歴( 棋歴 )
伊豆小下田(静岡県)出身
  • 1829年 9歳、丈和に入門。
  • 1842年 14世本因坊継承。
  • 1850年 準名人(八段)となる。
  • 1854年 「棋醇」刊行。
  • 1871年( 明治4年 ) 家禄を東京府庁に返上。
主な業績
  • 1840年 井上因碩(幻庵)と争碁、幻庵の名人・碁所願いを阻止する。
    江戸全盛期の「囲碁四哲」(元丈・知得・幻庵)の筆頭。
  • 1859年 「名人・碁所願い」を提出するも、時局を理由に延期。
秀策・秀甫・秀栄ら多くの名匠を育成。
近世囲碁を完成、かつ近代碁の鼻祖とされる。
本因坊秀和
本因坊秀和

大倉 喜七郎( おおくら きしちろう )

生年
1882年(明治15年)
没年
1963年(昭和38年)
経歴( 棋歴 )
東京都出身。
井上孝平、本因坊秀哉、瀬越憲作等の指導を受ける。
呉清源に三子で対局。
  • 1924年(大正13年) 日本棋院副総裁就任。
  • 1946年(昭和21年) 副総裁辞任。
  • 1953年(昭和28年) 日本棋院名誉総裁就任。
主な業績
碁界合同(日本棋院創立)物心両面で貢献。
日本棋院副総裁として、海外囲碁普及の棋士派遣、招聘を援助。
日本囲碁規約作成に寄与。
日本棋院は大倉賞「大倉喜七郎賞」を設け業績顕彰と意志を継承。
大倉 喜七郎
大倉 喜七郎

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