2017年4月27日に日本棋院東京本院で第7回フマキラー囲碁マスターズカップ2回戦が行われ、趙治勲名誉名人が片岡聡九段戦に白番中押し勝ちし、公式戦通算1500勝(821敗3持碁4無勝負)を達成した。
1500勝達成は史上初。60歳10ヵ月、入段から49歳0ヵ月、達成時勝率6割4分6厘だった。
詳細は報道各社をはじめ、週刊碁や月刊碁ワールドの記事をご覧ください。
☆趙治勲名誉名人の1500勝までの足跡
昭和31(1956)年6月20日生。韓国釜山市出身。故・木谷實九段門下。
門下に金秀俊八段、松本武久七段、鶴山淳志七段。
昭和43年入段、56年九段。日本棋院東京本院所属。
昭和48年:第5回新鋭トーナメント優勝☆初タイトル獲得
昭和55年:第5期名人戦で大竹英雄名人を4-1(1無勝負)で破りタイトル奪取
昭和56年:第36期本因坊戦で武宮正樹本因坊を4-2で破りタイトル奪取
昭和58年:第7期棋聖戦で藤沢秀行棋聖を4-3で破りタイトル奪取
☆史上初めて棋聖、名人、本因坊の三大タイトルを独占
昭和59年:5連覇達成。名誉名人資格を得る。
昭和62年:第13期天元戦で小林光一天元を3-2で破る
☆史上初のグランドスラム(七大タイトル制覇)を達成
平成3年:第4回世界選手権富士通杯優勝
平成8年:第21期名人戦で武宮正樹名人を4-1で破りタイトル奪取
☆二度目の大三冠を達成。
平成10年:本因坊戦10連覇達成
平成15年:第8回三星火災杯優勝
平成27年:第5回マスターズカップ優勝
通算タイトル獲得数 74 ☆史上1位
門下に金秀俊八段、松本武久七段、鶴山淳志七段。
昭和43年入段、56年九段。日本棋院東京本院所属。
昭和48年:第5回新鋭トーナメント優勝☆初タイトル獲得
昭和55年:第5期名人戦で大竹英雄名人を4-1(1無勝負)で破りタイトル奪取
昭和56年:第36期本因坊戦で武宮正樹本因坊を4-2で破りタイトル奪取
昭和58年:第7期棋聖戦で藤沢秀行棋聖を4-3で破りタイトル奪取
☆史上初めて棋聖、名人、本因坊の三大タイトルを独占
昭和59年:5連覇達成。名誉名人資格を得る。
昭和62年:第13期天元戦で小林光一天元を3-2で破る
☆史上初のグランドスラム(七大タイトル制覇)を達成
平成3年:第4回世界選手権富士通杯優勝
平成8年:第21期名人戦で武宮正樹名人を4-1で破りタイトル奪取
☆二度目の大三冠を達成。
平成10年:本因坊戦10連覇達成
平成15年:第8回三星火災杯優勝
平成27年:第5回マスターズカップ優勝
通算タイトル獲得数 74 ☆史上1位
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趙治勲名誉名人の1500勝に関する記録
- 初勝利 大手合井口精治初段に白番中押し勝ち
- 趙名誉名人が勝ち星を挙げた相手は307人。
- 趙名誉名人が現在まで最も多く勝ち星をあげた相手は故・加藤正夫名誉王座で71勝(42敗1無)。
- 最も多く対戦している相手は小林光一名誉棋聖で129局(66勝63敗)。
- 井山裕太六冠との対戦は趙名誉名人の5勝7敗。
- 年間の自己最多勝は平成13(2001)年の47勝。
最少は入段年の昭和43(1968)年の13勝、二番目に少ないのは平成26(2014)年の18勝。 - 平成12(2000)年に29勝29敗、平成21(2009)年に21勝21敗で勝率.500。負け越した年は無し。
- 通算勝数第2位は林海峯名誉天元で1409勝。