謝依旻女流棋聖への挑戦権を争う第21期女流棋聖戦【協賛:株式会社NTTドコモ】の挑戦者決定戦が12月11日(月)に東京都千代田区の「竜星スタジオ」で行われた。結果は上野愛咲美初段が奥田あや三段に199手まで黒番中押し勝ちをおさめ挑戦権を獲得した。上野は初の挑戦手合出場。また、挑戦手合第1局を16歳2ヶ月で迎えることとなり、女流棋聖戦では史上最年少挑戦手合出場となる。今までの記録は第20期に牛栄子初段が出場したときの17歳8ヶ月。
謝依旻女流棋聖との三番勝負は2018年1月19日(金)に神奈川県平塚市の「ホテルサンライフガーデン」で開幕する。
日本棋院ネット対局「幽玄の間」では女流棋聖戦挑戦者決定戦の模様を棋譜中継いたしました。
上野初段のコメント
昔からあこがれている謝先生と対局できるのでうれしいです。自分の力を出せるように頑張りたい。
【女流棋聖戦挑戦者決定戦終局の場面】
黒:上野愛咲美初段 白:奥田あや三段 黒番中押し勝ち