第24期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦(後援:毎日新聞社、京都新聞社/特別協賛:阿含宗)の決勝戦が10月7日に京都府京都市の「阿含宗本山総本殿・釈迦山大菩提寺」で行われた。
決勝の組み合わせは高尾紳路名人と六浦雄太三段。結果は、16時29分終局、210手まで白番の六浦が白番中押し勝ちをおさめ、本棋戦はもちろん他棋戦を含めて初優勝を果たした。六浦はこの優勝で、規定により8日付で七段へ昇段する。
この詳細は、毎日新聞社の観戦記をはじめ、週刊碁や月刊碁ワールドの記事にてお楽しみください。
局後のコメント
六浦三段「優勝して率直に嬉しいです。序盤は白が良くないと思っていたが、打っていたら白地が大きく、真ん中の白があまり攻められないのが良かった。(今の気持ちを誰に伝えたいですか?)支えてくれた家族にお礼を言いたい」
高尾名人「最初から最後まで、ずっとまずかった。気がついたら全然地が足りない。もう少し中央寄り付かないとならなかった」
阿含・桐山杯決勝戦終局図
黒:高尾紳路名人 白:六浦雄太三段 白番中押し勝ち
(幽玄の間解説:下島陽平八段)
現地陣営
第24期阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦決勝は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。