第22回三星火災杯世界囲碁マスターズ統合予選が6月28日に韓国で開幕した。
初日の28日には日本選手が13名出場し、シニア枠の小松英樹九段、一般枠の蘇耀国九段、六浦雄太三段が勝利し、2回戦に進んだ。
29日は日本選手10名が出場した。シニア枠の大矢浩一九段と小松英樹九段が前進。各予選枠のベスト8入りした。
一般枠の8名は残念ながらすべて敗退となってしまった。
30日(金)の対局では、一般枠で7名が狭き門にチャレンジしたものの、全員が討ち取られてしまった。これで日本選手はシニア枠の大矢九段と小松九段の二人に予選突破の望みを託すことになった。
7月1日(土)の準々決勝では大矢九段と小松九段が、それぞれ中国の兪斌九段と韓国の金鐘秀八段に勝利、2日の準決勝へ進出した。
枠抜けまであと「2」。決勝進出をかけて勝負に挑む。
2日(日)に行われた準決勝では、大矢九段が敗れて決勝進出はならなかったが、小松九段が勝利し決勝進出を決めた。
なお、小松九段は2012年と2013年に本棋戦の統合予選を突破していて、今年枠抜けを果たすと3回目の本戦入りとなる。
対局は13時から開始、持ち時間2時間、切れたら1分の秒読みを5回で行われる予定。
7月2日の結果 ※左側が勝ち
シニア枠
〈O組〉金 東勉九段(韓国) - 大矢浩一九段(日本)
〈P組〉小松英樹九段(日本) - 金 基憲六段(韓国)
7月3日の組み合せ
シニア枠
〈P組〉小松英樹九段(日本) - 崔 圭昞九段(韓国)
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