公益財団法人日本棋院(理事長:團宏明)は2017年3月に日本、中国、韓国のトップ棋士と囲碁AIが参加する「ワールド碁チャンピオンシップ」を開催することを発表しました。
2017年3月6日追記:特設サイトオープンしました。
棋戦の概要は下記となります。
大会概要
- 大会名称
- ワールド碁チャンピオンシップ
- 主催
- 公益財団法人 日本棋院
- 協賛
- 株式会社NTTドコモ、三井住友カード株式会社、株式会社大和証券グループ本社、阪急電鉄株式会社
- 特別協力
- 株式会社日本経済新聞社
- 特別後援
- 株式会社囲碁将棋チャンネル
- 協力
- 株式会社阪急阪神ホテルズ、日本航空株式会社、株式会社ドワンゴ(順不同)
※ 2016年11月29日現在
- 開催期間
- 2017年3月21日(火)~23日(木) ※プレーオフ予備日24日(金)
- 会場
- 対局場=日本棋院関西総本部(大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー10F)
解説会場=ホテル阪急インターナショナル(大阪市北区茶屋町19-19) - 前夜祭
- 2017年3月20日(祝・月)18時~ 組合せ抽選実施
会場=ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪市北区梅田2-5-25)
※当日、参加棋士による記者会見を実施予定 - 大盤解説会
- 2017年3月21日(火)~23日(木)13時~終局 ※予備日24日(金)
2017年3月6日修正:14時~ → 13時~)
競技内容
- 出場棋士
- 日本、中国、韓国、囲碁AIとし、各国棋院より代表棋士を推薦
日本代表 : 井山裕太棋聖、本因坊、王座、天元、碁聖、十段
囲碁AI : DeepZenGo(日本棋院推薦)
※ 中国、韓国代表は調整中
2017年3月6日追記:中国・韓国代表棋士が決定
中国代表:芈昱廷九段 (ミ・イクテイ Mi YuTing)
韓国代表:朴廷桓九段 (パク・ジョンファン Park Jeong Hwan) - 対戦形式
- 総当りリーグ3回戦で、勝数同数の場合はプレーオフ(優勝決定戦)を実施
持ち時間3時間、残り5分から秒読み
対局開始は午前10時30分、休憩時間は設けず終局まで打ち継ぐ
総互先(黒番6目半コミ出し)日本ルール - 賞金
- 賞金総額 5,000万円
(優勝3,000万円 ※日経賞含む/準優勝1,000万円/3位・4位500万円)
出場者コメント
井山裕太六冠
今回、このような素晴らしい大会に日本代表として出場させていただける事、大変光栄に思っております。
この大会開催にあたり、ご尽力いただきました各関係者の皆様に、この場をおかりしまして、厚く御礼申し上げます。
この記念すべき大会を盛り上げられるよう、自分のベストを尽くし、良い闘いができればと思っております。
今回、このような素晴らしい大会に日本代表として出場させていただける事、大変光栄に思っております。
この大会開催にあたり、ご尽力いただきました各関係者の皆様に、この場をおかりしまして、厚く御礼申し上げます。
この記念すべき大会を盛り上げられるよう、自分のベストを尽くし、良い闘いができればと思っております。
加藤英樹氏(Zen開発チーム代表)
囲碁 AI が参加できる棋戦の創設を心から嬉しく思うとともに、開催にご尽力下さった関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
人工知能の代表として囲碁の世界大会に参加できること、大変光栄です。
棋戦まであまり時間がありませんが、Zen の改良に全力を注ぎ、恥ずかしくない結果を残したいと思います。