藤沢 秀行(フジサワ ヒデユキ / FUJISAWA, Hideyuki)

藤沢 秀行
性別
棋士段位 九段
出身地 神奈川県横浜市
所属 日本棋院東京本院
タイトル数 23
タイトル/称号 名誉棋聖
著書

「藤沢秀行全集」(日本棋院)

著書一覧

プロフィール

大正14年(1925年)6月14日生 神奈川県横浜市出身。本名「保」。昭和9年院生。
昭和15年入段、17年二段、18年三段、21年四段、23年五段、25年六段、27年七段、34年八段、38年九段。平成10年引退。
藤澤一就八段は実子。門下に高尾紳路九段森田道博九段 三村智保九段倉橋正行九段藤沢里菜七段
日本棋院東京本院所属

平成2年 : 銀座で「書」の個展を開催

平成21年5月8日逝去

棋士成績

更新日時:
対局数 勝数 負数 持碁 無勝負
通算成績
本年成績
昨年成績

対局結果と今後の予定(テレビ棋戦を除く)

更新日時:
対局日 勝敗 対局相手 棋戦
名称 回期 段階

棋戦主要履歴

昭和23年(1948年)
第1期青年棋士選手権優勝
昭和32年(1957年)
第1期首相杯争奪戦優勝
昭和34年(1959年)
第1期日本棋院第一位決定戦優勝
昭和35年(1960年)
第5期最高位獲得
昭和37年(1962年)
旧名人戦名人位決定リーグで優勝 ☆第1期名人就位
昭和40年(1965年)
第2期プロ十傑戦優勝
昭和41年(1966年)
第10期囲碁選手権戦優勝
昭和42年(1967年)
第15期王座戦で橋本昌二九段を2-0で破り優勝
昭和43年(1968年)
第16期王座戦で坂田栄男九段を2-0で破り防衛。
第5期プロ十傑戦優勝
昭和44年(1969年)
第17期王座戦で大竹英雄八段を2-0で破り防衛で3連覇。
第16期NHK杯優勝
第1期早碁選手権優勝
昭和45年(1970年)
第9期旧名人戦で林海峯名人を4-2で破りタイトル奪取
昭和51年(1976年)
第1期天元戦決勝五番勝負で大平修三九段を3-1で破り第1期天元就位
昭和52年(1977年)
第1期棋聖戦決勝七番勝負で橋本宇太郎九段を4-1で降し第1期棋聖就位
★第1期・第1回の棋戦で6棋戦優勝
昭和53年(1978年)
第2期棋聖戦挑戦手合七番勝負で加藤正夫本因坊の挑戦を4-3で退けタイトル防衛
昭和54年(1979年)
第3期棋聖戦挑戦手合七番勝負で石田芳夫王座を4-1で破り3連覇
昭和55年(1980年)
第4期棋聖戦挑戦手合七番勝負で林海峯九段を4-1で退け4連覇
昭和56年(1981年)
第5期棋聖戦で大竹英雄十段を4-0で退け5連覇達成
☆名誉棋聖の資格を得る
第28期NHK杯優勝
昭和57年(1982年)
第6期棋聖戦で林海峯九段を4-3で退け棋聖6連覇
平成3年(1991年)
第39期王座戦で羽根泰正王座を3-1で破る
☆七大タイトルの史上最高齢獲得記録(当時66歳)
平成4年(1992年)
第40期王座戦で小林光一棋聖を3-2で退けタイトル防衛
☆七大タイトル史上最高齢獲得記録更新(当時67歳)


通算1509局 852勝649敗8持碁

受賞歴

囲碁関連受賞履歴

昭和43年(1968年)
棋道賞最多勝利賞・連勝記録賞(26勝12敗・11連勝)
昭和44年(1969年)
棋道賞最多勝利賞(34勝13敗)
昭和53年(1978年)
第16回秀哉賞(第1期棋聖獲得により)
昭和59年(1984年)
ジャーナリストクラブ賞
昭和63年(1988年)
棋道賞特別賞(若手育成、応氏杯準決勝進出により)
平成2年(1990年)
テレビ囲碁番組制作者会賞受賞
平成3年(1991年)
大倉喜七郎賞受賞、棋道賞優秀棋士賞(王座獲得により)
平成4年(1992年)
棋道賞優秀棋士賞(王座防衛により)
平成18年(2006年)
中日囲碁交流功労賞

その他受賞履歴

昭和62年(1987年)
紫綬褒章受章
平成9年(1997年)
勲三等旭日中綬章受章

著書一覧

「藤沢秀行全集」(日本棋院)
「基本手筋事典 上・下」(日本棋院)
「秀行流 戦いの心得 上・下」(日本棋院)
「秀行 この一手 上巻・下巻」(誠文堂新光社)
「藤沢秀行の碁の急所この一手」(NHK出版)他多数