| 性別 | 男 |
|---|---|
| 棋士段位 | 九段 |
| 出身地 | 和歌山県田辺市 |
| 所属 | 日本棋院東京本院 |
| タイトル数 | 18 |
| タイトル/称号 | 22世本因坊秀格 |
| 著書 | 「秀格烏鷺うろばなし」 著書一覧 |
プロフィール
大正4年（1915年）9月21日生。和歌山県田辺市出身。大正14年故光原伊太郎八段に入門。
昭和3年入段、7年二段、10年三段、11年四段、14年五段、16年六段、20年七段、29年八段、35年九段
昭和39年に現役での名誉本因坊を允許される
日本棋院東京本院所属
棋風は平明流。「流水不争先」（流水先を争わず）のゆっくりした石の流れは、たえず全局的なバランス感覚に裏打ちされていた。
昭和61年11月26日逝去。71歳。
棋士成績
| 対局数 | 勝数 | 負数 | 持碁 | 無勝負 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 通算成績 | |||||
| 本年成績 | |||||
| 昨年成績 |
対局結果と今後の予定（テレビ棋戦を除く）
| 対局日 | 勝敗 | 対局相手 | 棋戦 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 名称 | 回期 | 段階 | |||
棋戦主要履歴
- 昭和27年（1952年）
- 第7期本因坊戦で橋本宇太郎本因坊を4-1で破りタイトル奪取
☆「秀格」と号す - 昭和28年（1953年）
- 第8期本因坊戦で木谷實八段を4-2で破りタイトル防衛
- 昭和29年（1954年）
- 第9期本因坊戦で杉内雅男七段を4-2で破りタイトル防衛
第2期王座戦決勝三番勝負で宮下秀洋八段を2-1で破り優勝
第1期日本棋院選手権優勝 - 昭和30年（1955年）
- 第10期本因坊戦で島村俊廣八段を4-0で破りタイトル防衛
- 昭和31年（1956年）
- 第11期本因坊戦で島村俊廣八段を4-2で破りタイトル防衛
☆5連覇達成で名誉本因坊資格を得る - 昭和32年（1957年）
- 第12期本因坊戦で藤沢朋斎九段を4-2で破りタイトル防衛
- 昭和33年（1958年）
- 第13期本因坊戦で杉内雅男八段を4-2で破りタイトル防衛
- 昭和34年（1959年）
- 第14期本因坊戦で木谷實九段を4-2で破りタイトル防衛
- 昭和35年（1960年）
- 第15期本因坊戦で藤沢秀行八段を4-2で破りタイトル防衛
☆本因坊9連覇を達成 - 昭和36年（1961年）
- 第5期囲碁選手権戦優勝
第9期日本棋院選手権で坂田栄男選手権者を3-0で破りタイトル奪取 - 昭和37年（1962年）
- 第10期日本棋院選手権で山部俊郎八段を3-1で破りタイトル防衛
- 昭和40年（1965年）
- 第4期十段戦で藤沢朋斎十段を3-1で破りタイトル奪取
- 昭和41年（1966年）
- 第13回NHK杯優勝
- 昭和42年（1967年）
- 第11期囲碁選手権戦優勝
- 昭和43年（1968年）
- 第7期名人戦（旧）で林海峯名人を4-1で破りタイトル奪取
★53歳での名人獲得は名人戦史上最年長記録
受賞歴
囲碁関連受賞履歴
- 昭和43年（1968年）
- 第6回秀哉賞（名人奪取により）
第2回棋道賞最優秀棋士賞
最多勝利賞、勝率第1位賞を同時授賞（26勝10敗 .722） - 昭和60年（1985年）
- 大倉喜七郎賞
その他受賞履歴
- 昭和49年（1974年）
- 紫綬褒章受章
- 昭和60年（1985年）
- 勲三等旭日中受章
著書一覧
「秀格烏鷺うろばなし」他