「東日本復興祈念!仙台七夕囲碁まつり・こころの碁」報告
日 程 |
: |
平成23年8月6日(土)〜8月7日(日) (8日(月)は関連イベントとして仙台市内5支部訪問) |
主 催 |
: |
公益財団法人日本棋院 NPO法人暮らしと耐震協議会 |
後 援 |
: |
仙台市 仙台市商工会議所 河北新報社 |
協 力 |
: |
宮城県囲碁連盟 今、子供たちと碁を!宮城の会 災害から未来(あす)を守る会 |
参加棋士 |
: |
|
1. 全体概要
8月6日(土)「仙台七夕囲碁まつり」(参加費無料・交流会は有料)
<会場 : ハーネル仙台(2階) 仙台市青葉区本町2-12-7 電話 : 022-222-1121>
11:30〜 |
開場・参加者受付 |
12:00〜12:15 |
開会式
○ 主催者挨拶 |
高野英樹(日本棋院常務理事) |
● 謝 辞 |
笠原喜洋(宮城県囲碁連盟副理事長) |
○ 歓迎挨拶 |
橋 一典(仙台市市民局長) |
● 仙台市への義捐金贈呈 |
能勢康孝(災害から未来(あす)を守る会代表) ⇒ 高橋局長 |
○ 棋士紹介 |
● 棋士代表挨拶 |
小林光一九段 |
|
12:20〜13:50 |
公開対局
小林光一九段 対 一力遼初段
|
14:00〜15:50 |
100面打ち(高野七段を含む8名の棋士で約190名に指導碁) |
16:00〜16:35 |
心の唄コンサート(木谷正道と心の唄バンド)
南三陸町の歌など |
16:35〜16:40 |
閉会式 |
17:00〜18:30 |
交流会 ( 3F会場、参加費3500円 ) |
8月7日(日)「被災地・被災支部訪問」(参加費無料)
(1) アスト長町仮設住宅 ( 仙台市太白区 ) |
10:00〜 |
あすと長町集会所
小林光一九段、高野英樹七段、岡田結美子六段、一力遼初段 |
(2) 多賀城市・多賀城支部 |
13:00〜 |
山城宏九段、信田成仁六段 |
(3) 名取市・名取支部 |
13:00〜 |
宋光復九段、水間俊文七段 |
2. まとめ
(1) |
宮城県は、東日本大震災で死者・行方不明者が合せて1万1500人以上と、一番大きな被害を受けている。仙台市も、1週間以上水道や電気が止るなどの被害を受けた地区が多く、こういう中でのイベントは、地元の多くの囲碁ファンから歓迎された。 |
(2) |
なお、今回、「暮らしと耐震協議会(木谷正道理事長)」と共催し、心の唄コンサートも楽しんで頂いた。またこの関係で、開会式で「災害から明日を守る会」から、仙台市に義援金(275万円)が贈呈された。 |
(3) |
初日の仙台市でのイベントには約300人の方に参加して頂いた。特に、夏休みということもあり子供達が多数参加し、立見の人が出るほど盛況であった。公開対局では、地元出身の一力遼初段が小林光一九段に挑戦し、勝利を収め会場が沸いた。100面打には180名(子供100名、大人80名)が参加した。 |
(4) |
2日目の被災地訪問にも多くの皆様に参加して頂いた。
被災者230戸が入居している「あすと長町仮設住宅」では、仙台長町支部の志村氏の呼掛けもあり、近隣の方を含め30名が指導碁を受け、また、囲碁は初めてという9名の方々が初心者囲碁教室に参加された。志村氏らは今回の催しをキッカケとして、仮設住宅で定期的に初心者教室を開催していくとのこと。
また、津波で大きな被害を受けた多賀城市と名取市の支部にも多数の囲碁ファンが集まり、多賀城支部で16名、名取支部で25名が指導碁を受けた。 |
3. イベントの様子
|
|
|
|
|
棋士紹介 |
|
公開対局 |
|
公開対局 : 大盤解説 |
|
|
|
|
|
100面打ち指導碁 |
|
あすと長町仮説住宅 |
|
あすと長町仮説住宅 |
|