かわら版
いつも日本棋院をご利用くださいまして誠にありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
第61期王冠戦一番勝負結果
第61期王冠戦挑戦手合は11月26日(木)に愛知県名古屋市の「日本棋院中部総本部」で行われた。結果、伊田篤史王冠が大竹優四段に黒番中押し勝ちをおさめ、5連覇を達成し、これで羽根直樹九段、島村俊宏九段に並び最多タイ記録となりました。伊田篤史王冠の就位式は1月9日(土)の打ち初め式で行います。
会館のお知らせ
年始休館のお知らせ
新年は1月5日(火)より営業いたします。何卒ご了承くださいますようお願い申しあげます。
本年もどうぞ日本棋院をよろしくお願い致します。
毎週火曜日は「10級以下限定の日」を開催しております。
時間は13時から16時まで。棋力は10級~初心者の方を対象としています。インストラクターの先生もおりますので、お一人でのご参加も可能です。
規定の成績を収め9級になられましたら認定状を贈呈し卒業となります。
中日段級位認定大会のお知らせ
日本棋院中部総本部では、奇数月の第一日曜日(原則)に中日段級位認定大会を行っております。参加申込は当日、会場で受付いたします。「自分の実力を知りたい、試したい」方、「段級の認定をしてもらいたい」方、ぜひご参加ください。段位戦は4勝全勝で免状を贈呈、級位戦は4戦中3連勝、または3勝1敗で認定状を贈呈いたします。
◆開催日
1月10日(日)18級~五段戦までの認定
受付開始は午前9時30分、対局開始は午前10時です。
碁会だより 1月
- 1月10日(日)棋らく会
- 1月13日(水)婦人部
- 1月14日(木)丸八会
- 1月20日(水)婦人部
- 1月23日(土)東友会
- 1月24日(日)婦人部
入会ご案内
催しのご案内
※ 各大会の詳細、参加申込のeメールアドレスは、日本棋院中部総本部ホームページをご覧ください。打ち初め式
- 日時
- 1月9日(土)13時から
- 会場
- 日本棋院中部総本部
第57回日経杯争奪新春囲碁大会
- 日時
- 1月24日(日)予定
※ 順位戦は1月31日(日)予定 - 会場
- 日本棋院中部総本部
詰碁
今月の問題(黒先白死)
12月の問題解答
1月棋士教授日程表
棋士紹介(2)
今月は小県真樹九段です。
小県九段は毎月第3週の土曜日に指導碁を担当しています。
- 出身
岐阜県 - 趣味・特技
囲碁、散歩 - 囲碁の棋風
いい加減な棋風 - 指導碁で心がけている所
気持ちよく打っていただこうと思っています。 - 指導碁を通じて何を感じてほしか?
囲碁は楽しくあるべし - 囲碁の理念
- この頃思うこと
あとどの位まともに碁が打てるだろうか?
小県先生の思い出エピソード
―先生はいつからプロになられたんですか?
十五才でプロ棋士になりました。それから研究会という研究会に出まくりました。
―どんな研究会に参加されたんですか?
師匠(土田正光九段)宅での研究会の他、名古屋では山城宏先生や羽根泰正先生の研究会に参加しました。
師匠の口利きで小林光一先生宅、梶原武雄先生、安藤武夫先生宅の研究会にもお邪魔しました。依田さん達とも勉強させて頂きました。すべて貴重な財産です。
小林光一先生の研究会は月曜日、梶原先生の研究会は火曜日と筋よくありまして、水曜と木曜日は東京本院に宿泊して手合見学、金曜日から月曜まで安藤先生の研究会とまさに碁漬けの日々でしたね。
―それでは師匠の研究会はどんな感じでしたか?
土田研究会は通称土(ど)田(た)研(けん)です。
この研究会は私の入段前からありました。結局、35年くらい続いたんでしょうか。最初のころは伊藤庸二先生、彦坂直人先生がお見えになっていました。私はまだ院生でした。そのあとは次々と後輩が来るようになりました。中尾先生、宮川先生、中根先生、広江先生、下島先生挙げ出したらきりがないです。松岡先生も私の弟弟子ですから、もちろんメンバーですよ。彼らの後輩たちもどんどん来るようになって賑やかでしたね。
―どんな風に賑やかなんですか?
大体月曜と火曜日ありまして、月曜日中勉強して、夜一杯飲んで火曜日また勉強してとかもありましたね。夜、柳ケ瀬で一杯飲んで帰ってきて泊まるんですが、寝る前に碁を打つんですよ。酔っぱらているから、眠くなってきて、「打ったよ」と起こされて、打ってまたうとうとの繰り返しだけど、意外と勝率が良く、酔っている方が強かったりして、いやあの頃は青春してたなぁ。楽しかったなぁ。
土田研の35年間は本当に貴重でした。
お問い合わせ先
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