世界アマチュア囲碁選手権戦(中国深圳大会)の結果


 日本選手2007年以来の4位以内入賞!

 12月15日から中国深圳で開催された第43回世界アマチュア囲碁選手権戦は全勝の金正善選手(韓国)が優勝。
(2位以下の入賞者は、2位中国 3位中華台北 4位日本 5位アメリカ 6位タイ 7位ドイツ 8位シンガポール 9位ルーマニア 10位香港)
 今回世界アマ初出場の栗田佳樹さんは、5勝2敗の成績で4位入賞を果たしました。
 なお、本大会における日本選手の4位以内は、2007年(東京)の森洋喜さん(3位)以来になります。


栗田さんの全成績

12月15日 第1戦 対リトアニア 中押勝ち
12月16日 第2戦 対ブラジル 中押勝ち
12月16日 第3戦 対イスラエル 中押勝ち
12月17日 第4戦 対タイ 中押勝ち
12月17日 第5戦 対香港 中押勝ち
12月18日 第6戦 対韓国 中押負け
12月18日 第7戦 対中国 中押負け

戦いを終え、栗田さんのコメント

「(全勝対決で事実上の決勝戦であった)韓国戦(第6戦)は意識しましたが、相手の方が強かったです。新たな目標ができました。また世界アマの舞台に出場し、さらに上を目指したいと思います。」


主催
国際囲碁連盟、中国囲棋協会、深セン文化スポーツ観光ラジオテレビ局、宝安区地方自治体
日程
2023年12月15日~18日(本大会)
※ 14日開会式、19日閉会式及び文化交流活動
会場
中国広東省深セン宝安区1990文化館
※ 選手宿泊ホテル:君亭酒店 Pagoda Hotel
日本代表選手
栗田佳樹(東京理科大在学)
※ 世界アマ初出場
競技規定
  • (1) スイスシステムの全7回戦。
  • (2) 手合割りはオール互先、先番6目半コミ出し。
  • (3) 持ち時間60分、のち30秒の秒読みを3回。
  • (4) 対局ルールは「世界アマチュア囲碁選手権戦ルール(日本ルール)」を使用し、問題が生じた時は審判が判定します。
  • (5) 対局開始後、15分以上遅刻した場合、不戦敗。
ドーピング
テスト
  • (1) 国際囲碁連盟により、大会後にドーピングテストを実施します。
  • (2) 対象者は、上位入賞者3名と、それ以外に1名の選手が抽出されます。
表彰
  • (1) 優勝者に「第43回世界アマチュア囲碁選手権者」の称号及び中国囲棋協会より八段免状を授与します。
  • (2) 2位から10位までの入賞者に賞杯を授与します。