徳川記念世界囲碁まつりイン静岡が2月11日から18日にわたり、静岡県静岡市の静岡市民文化会館で行われた。
8日間で日本全国および世界13ヵ国・地域から来場者数約4500名、参加プロ棋士も47名という、国内では過去に例のない規模の"日本版碁コングレス"となった。
1週間を超える長期間の開催のため、プロ棋士の指導碁や入門教室他、ペア碁、盲学校・視覚障がい者囲碁大会、高校新人十傑戦、女性大会、竹千代杯こども大会等、様々なプログラムがあり、本大会の見どころの1つでプロの参加も認め賞金も用意されたマスターズ戦では、中国プロの喬知健五段が優勝。
フィナーレを飾る公開対局では、浜松市出身の高梨聖健八段と対戦した。
また子ども大会には、日本全国、中国、タイ、シンガポール、マレーシア、アメリカ、台湾から130名の参加があった。
最高位クラスの竹千代杯争奪戦は埼玉県の吉田泰喜さんが優勝した。
クラス別大会の結果他、詳細は3月5日発行の「週刊碁3月12日号」をご覧ください。
大会入賞者
〈マスターズ戦〉 | |
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1位 | 喬智健(中国プロ五段) |
2位 | 鄔光亜(中国プロ六段) |
3位 | 陳瀟楠(中国プロ四段) |
4位 | 呉震宇(中国プロ四段) |
5位 | 田中 伸幸四段 |
6位 | 鶴田 和志五段 |
7位 | 李 小溪(中国プロ二段) |
8位 | 佐藤 洸矢(日本) |
〈竹千代杯〉 | |
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1位 | 吉田泰喜(埼玉) |
2位 | 呉肇漢(台湾) |
3位 | 劉彦均(上海) |