日本の超党派の議連である「囲碁文化振興議員連盟」と韓国の「韓国国会棋友会」が日韓の友好親善をはかる「第8回日韓国会議員友好親善囲碁大会」が7月13日から行われている。2日目の14日は、韓国国会棋友会の国会議員を日本棋院に迎えて友好の輪を広げた。
まず、1階ホールで記念写真を撮った後、日本棋院の殿堂資料館と幽玄の間を見学。
幽玄の間では、碁盤を挟んで元世界チャンピオンでもある曺薫鉉九段を先生に一人一人記念写真を撮ってご満悦の様子。
次に棋友会の会長である元裕哲議員と韓国の囲碁AI「石風(ドラパラム)」の韓国ペアと、日本の囲碁文化振興議員連盟会長である柳本卓治議員と日本の囲碁AI「DeepZenGo」との日本ペアで、日韓両国の議員の方々の熱烈な応援を受けてペア碁の大熱戦が行われた。
対局は、大幅に時間を延長する雰囲気で、事務当局を心配させた。しかし、さすがにそこは国会議員の先生、大きな見せ場を作って、ほぼ時間通りに対局は終了。(結果は韓国ペアの勝利)
ペア碁対局が行われている間、日韓の議員の先生方は、昨日からの武宮正樹九段、青葉かおり五段に加えて、本日新たに参加した柳時熏九段、桑原陽子六段、万波奈穂三段から指導碁を受けた。
最後に、激闘の対局の棋譜に元・柳本両会長のサインを行い、お互いの健闘をたたえつつ、棋譜の交換をした。また、互いに記念品の交換を行い、次回の再会を記念して閉会になった。囲碁を通じて日韓の友好の輪を広げた二日間であった。
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