許が半目先勝!【第1回テイケイ杯俊英戦決勝三番勝負第1局】


 25歳以下の棋士が参加する第1回テイケイ杯俊英戦(協賛:テイケイ株式会社)の決勝三番勝負第1局が、3月4日に東京都千代田区の「竜星スタジオ」で行われた。
俊英戦は6名ずつのA、Bリーグ戦を戦い、各リーグの優勝者が決勝三番勝負を争う。
昨年12月に行われたリーグ戦で許家元十段芝野虎丸九段が各リーグで優勝し、決勝に進んでいた。
4日の第1局では219手までで黒番の許が半目勝ちを収め、初代テイケイ杯俊英獲得にあと1勝に迫った。
終局時刻は16時5分、持ち時間2時間のうち残り時間は黒番の許が2分、白番の芝野が1分だった 。
許が優勝を決めるか、芝野が第3局に持ち込むか、第2局は4月2日(土)に行われる。
なお、本対局の模様は囲碁・将棋チャンネルで生放送し、囲碁将棋プレミアムおよびYouTubeで生中継しました。

 テイケイ杯は、45歳以上の女流上位棋士ら(※)が参加する「女流レジェンド戦」、 60歳以上の上位棋士ら(※)が出場する「レジェンド戦」、 25歳以下の棋士が出場する「俊英戦」の3棋戦が2021年に創設された。
※:詳細は各棋戦ページを参照

決勝三番勝負第1局の模様は日本棋院ネット対局「幽玄の間」にて中継しました



許(左)が半目残す
1日に行われた十段戦に続いて半目勝利
芝野は第2戦で巻き返しを図る

第1回テイケイ杯俊英戦の決勝三番勝負第1局 終局図

黒:許家元十段 白:芝野虎丸九段 黒半目勝ち


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