苑田が初代レジェンドに【第1回テイケイ杯レジェンド戦決勝】


 60歳以上の棋士とテイケイ杯女流レジェンド戦ベスト4の棋士が参加する第1回テイケイ杯レジェンド戦(協賛:テイケイ株式会社)の決勝戦が、3月18日に東京都千代田区の「竜星スタジオ」で行われた。
 本棋戦は本戦シードの60歳以上の名誉称号保有棋士と予選勝ち上がり者および第1回テイケイ杯女流レジェンド戦ベスト4進出者の18名でトーナメント戦を行い、優勝者を決定する。
 決勝には苑田勇一九段青木喜久代八段が勝ち進み、苑田が198手までで白番中押し勝ちを収め、初代レジェンドの座についた。
 終局時刻は18時38分、持ち時間1時間30分のうち残り時間は黒番の青木が1分、白番の苑田が2分だった 。
 なお、本対局の模様は囲碁・将棋チャンネルで生放送し、囲碁将棋プレミアムおよびYouTubeで生中継しました。

 テイケイ杯は、45歳以上の女流上位棋士ら(※)が参加する「女流レジェンド戦」、 60歳以上の上位棋士ら(※)が出場する「レジェンド戦」、 25歳以下の棋士が出場する「俊英戦」の3棋戦が2021年に創設された。
※:詳細は各棋戦ページを参照

決勝戦の模様は日本棋院ネット対局「幽玄の間」にて中継しました



苑田は1995年の関西棋院一位決定戦以来の優勝
青木は女流レジェンド戦に続く優勝はならず
囲碁・将棋チャンネル、囲碁将棋プレミアム、YouTubeで配信された
決勝の解説は高尾紳路九段と久し振りの聞き手・万波佳奈四段

第1回テイケイ杯レジェンド戦決勝 終局図

黒:青木喜久代八段 白:苑田勇一九段 白中押し勝ち


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