2年に一度開催される中国主催の国際棋戦「第13回春蘭杯世界囲碁選手権」がネット対局で7月29日(水)に開幕した。
日本からは井山裕太九段、芝野虎丸九段、村川大介九段、本木克弥八段、余正麒八段の5名が出場した。
29日に1回戦8局が行われ、日本選手では村川が李立言初段に、余がIlya Shikshin三段にそれぞれ勝利し2回戦に進出した。31日(金)にシード選手が加わり2回戦が行われる。井山、芝野、本木は残念ながら敗退した。
この対局の模様は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。
7月29日(水)1回戦の結果(左勝者、△黒番)
申旻埈九段(韓国) - △井山裕太九段(日本)
連笑九段(中国) - △芝野虎丸九段(日本)
△村川大介九段(日本) - 李立言初段(北米)
△姜東潤九段(韓国) - 本木克弥八段(日本)
△余正麒八段(日本) - Ilya Shikshin三段(ロシア)
卞相壹九段(韓国) - △羋昱廷九段(中国)
許嘉陽八段(中国) - △金志錫九段(韓国)
許皓鋐六段(中華台北)- △時越九段 (中国)
7月31日(金)2回戦の組み合わせ
村川大介九段 - 范廷鈺九段(中国)
余正麒八段 - 朴永訓九段(韓国)
柯潔九段(中国) - 姜東潤九段(韓国)
唐韋星九段(中国)- 申旻埈九段(韓国)
朴廷桓九段(韓国)- 連笑九段(中国)
楊鼎新九段(中国)- 卞相壹九段(韓国)
申眞諝九段(韓国)- 許嘉陽八段(中国)
陳耀燁九段(中国)- 許皓鋐六段(中華台北)
棋戦概要
- 棋戦名
- 第13回春蘭杯世界囲碁選手権
- 主催
- 中国囲棋協会、春蘭集団
- 優勝賞金
- 150,000ドル
対局概要
- 対局日時
- 1回戦7月29日(水)11時30分開始(中国時間10時30分)
2回戦7月31日(金)11時30分開始(中国時間10時30分) - 対局場所
- 日本棋院東京本院にて、中国サイト「野狐」を使用してのインターネット対局
- 対局方式
- 24名のトーナメント戦
中国ルールコミ7目半
持時間各2時間30分使い切ってから60秒5回の秒読み - 抽選
- 1回戦は7月23日(木)11時(中国時間10時)に抽選。
各回戦終了後に抽選を実施。
出場選手
- 日本代表
-
- 中国代表
- 柯潔九段、羋昱廷九段、楊鼎新九段、范廷鈺九段、連笑九段、時越九段、陳耀燁九段、唐韋星九段、許嘉陽八段
- 韓国代表
- 朴廷桓九段、朴永訓九段、姜東潤九段、金志錫九段、申眞諝九段、申旻埈九段、卞相壹九段
- 中華台北
- 許皓鋐六段
- 北米
- 李立言(Ruan Li)初段
- 欧州
- Ilya Shikshin三段(ロシア)