日本、韓国、中国の団体勝ち抜き戦、第21回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第3ラウンドが8月18日(火)からネット対局により開始し、8月22日(土)に柯潔九段(中国5番手)-朴廷桓九段(韓国5番手)による最終第14戦の結果、柯が白番半目勝ちをおさめ中国が優勝した。中国の優勝は2年連続8回目。
朴は日本の井山に勝利のあと中国選手に3連勝していたが最後に力尽きた。
当初は2月に中国・上海で行われる予定であった第3ラウンドは新型コロナの影響によりネット対局に変更し行われた。第12戦では機材トラブルにより無勝負となり翌日再対局といったことも発生した。日本チームの成績は残念ではあったものの新型コロナの状況の中関係者の努力により本棋戦も含め国際戦が開催されていることは今後に向け明るい話題といえるだろう。
この対局の模様は日本棋院ネット対局「幽玄の間」手順ライブ中継いたしました。
各国選手
- 日本
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- 韓国
- 朴廷桓九段・申眞諝九段・金志錫九段・李東勲九段・元晟溱九段
- 中国
- 柯潔九段・范廷鈺九段・羋昱廷九段・楊鼎新九段・謝爾豪九段