日本、韓国、中国の団体勝ち抜き戦、第23回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第2ラウンドが11月26日(金)に開幕した。
29日(月)に行われた第8戦は、日本の井山裕太九段が中国の強豪李欽誠九段と対戦し、272手までで白番中押し勝ちした。
これで井山は中韓相手に3連勝。日本勢の3連勝は、2003年に行われた第5回大会の小林光一九段、
2005年に行われた第7回大会の依田紀基九段(5番手で3連勝し日本が優勝)、
2015年に行われた第17回大会で1番手の一力遼七段(当時)が3連勝して以来。
第9戦は11月30日(火)14時(日本時間)より、井山裕太九段と申旻埈九段(韓国)が対戦する。
農心杯第2ラウンドは11月26日(金)~30日(火)に行われる。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、各国間の移動制限が生じているため、第23回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第2ラウンドはインターネット対局にて行う。
この対局の模様は「日本棋院囲碁チャンネル」(日本選手の対局のみ)、インターネット対局「幽玄の間」にて配信します。
第23回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第8戦 終局図
黒:李欽誠九段(中国) 白:井山裕太九段
棋戦概要
- 棋戦名
- 第23回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦
- 主催・主管
- 韓国棋院
- 後援
- 株式会社農心
各国選手
- 日本
- 韓国
- 申眞諝九段、朴廷桓九段、卞相壹九段、申旻埈九段、元晟溱九段
- 中国
- 柯潔九段、羋昱廷九段、范廷鈺九段、李維清九段、李欽誠九段