向井千瑛女流本因坊に藤沢里菜会津中央病院杯が挑戦していた第33期女流本因坊戦【共同通信社】五番勝負第3局が11月7日に東京・市ヶ谷の日本棋院で行われた。
結果は233手までで黒番の藤沢が5目半勝ちをおさめ、3連勝でタイトルを奪取した。終局は18時50分、持ち時間4時間のうち残り時間は黒番の藤沢、白番の向井ともに1分だった。
藤沢は16歳1ヵ月での女流本因坊獲得となり、史上最年少記録となる(これまでは謝依旻女流名人の17歳11ヵ月)。
また、会津中央病院杯とあわせて女流2冠となった。
この対局は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。
藤沢が3連勝でタイトル獲得 |
【女流本因坊戦第3局終局の場面】
黒:藤沢里菜会津中央病院杯 白:向井千瑛女流本因坊 黒番5目半勝ち
(幽玄の間解説:大橋拓文六段)
向井は力を出しきれずシリーズを終えた |
最年少女流本因坊記録を更新した藤沢(右) |
第33期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負は
日本棋院ネット対局「幽玄の間」で全局ライブ中継しました。