井山裕太棋聖に山下敬吾九段が挑戦する、第38期棋聖戦七番勝負【主催：読売新聞社】第6局が12日、13日に新潟県南魚沼市「龍言」で行われた。結果は229手までで黒番の井山棋聖が中押し勝ちをおさめシリーズ成績4勝2敗でタイトル防衛を決めた。井山は棋聖2連覇。名人・本因坊・天元・王座・碁聖とあわせて六冠を堅持した。山下の5年ぶりの棋聖獲得は成らなかった。終局は19時51分、持ち時間8時間のうち残り時間は黒番の井山が2分、白番の山下が1分だった。
棋聖戦七番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。
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下辺の逃げ出しを成功させた井山（左）が山下の猛追を振り切ってシリーズに終止符を打った

【棋聖戦第6局終局の場面】
黒：井山裕太棋聖　白：山下敬吾九段　　黒番中押し勝ち

（幽玄の間解説：溝上知親八段）

ネット対局「幽玄の間」では封じ手予想クイズを実施いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。


山下の5年ぶりの棋聖獲得は成らなかった


六冠を守った井山。第一人者の座は揺るがず。

両対局者のプロフィール・対戦成績などは第38期棋聖戦挑戦手合七番勝負特設ページでご覧いただけます。第38期棋聖戦挑戦手合七番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。

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