佳境の第3局が開始!【第36期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負第3局】


 藤沢里菜女流本因坊謝依旻女流棋聖の挑戦を受ける第36期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負(主催・共同通信社、日本棋院、協賛・JA共済連共栄火災囲碁将棋チャンネル)の第3局が11月4日(土)に秋田県能代市「旧料亭 金勇」で始まった。

 第1局は激闘の末に謝が藤沢を下し一歩リードした。第2局では藤沢が勝利して星を1―1に戻した。残る〝三番勝負〟の大切な1局である第3局、どのような戦いが見られるのか。持ち時間は各4時間で5分前から秒読み。
 9時から謝の先番で始まった。ぜひご注目ください。

 詳細は、主催の共同通信社配信の新聞社の報道と観戦記(掲載紙はこちら)、協賛の囲碁将棋チャンネルの「囲碁プレミアム」の動画ライブ中継、週刊碁月刊碁ワールドの記事にてお楽しみください。

前夜祭のコメント

藤沢女流本因坊「秋田県は初めてですが、自然がとても素晴らしく、またお米やお酒が有名ですが、私はまだ19才なのでお酒は今回は飲めないのですけれども、機会があればお酒も飲めたらいいなと思います。対局場は本因坊戦でも使われている金勇(かねゆう)様で110畳あると聞きました。対局場にふさわしい碁が打てればいいなと思います。精一杯がんばります」
謝女流棋聖「検分で対局場をみてきましたが、素晴らしい対局場で対局させていただけることを光栄に思います。秋田県は初めてになりますが、秋田の食べ物は大好きで、特にきりたんぽ、稲庭うどんが大好き。お米、お酒も有名なので、明日対局がなければ飲みたいところですが、今日はおいしいお米をいただきます。お酒は明日いただきますが、勝ったあとのお酒のほうがおいしくいただけると思うので、精一杯がんばります」


前夜祭にて。今回は秋田・能代対局。市のホームページでも〝大歓迎〟だった

前夜祭にて。盤上の達人は、太鼓もきっとお手の物?!

第3局は謝(左)の先番で対局開始

前日の検分にて。110畳という対局室。盤上のスケールも大きくなる?!

第36期女流本因坊戦五番勝負はネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。解説は富士田明彦六段です。

現地陣営

立会
片岡聡九段
記録
風間隼三段横塚力二段
大盤解説会
後藤俊午九段
聞き手
稲葉禄子アマ

大盤解説会

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