井山裕太棋聖に山下敬吾九段が挑戦している、第39期棋聖戦挑戦手合七番勝負【主催:読売新聞社】の第4局が2月19、20日に愛知県犬山市の明治村・坐漁荘で行われた。
結果は224手までで、黒番の山下が2目半勝ちをおさめ、シリーズ初勝利を挙げた。
終局は19時43分、持ち時間8時間のうち残り時間は黒番の山下が2分、白番の井山が1分だった。
山下が勢いに乗って連勝するか、井山が防衛を決めるか、注目の第5局は2月25、26日に山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われる。
【両対局者のコメント】
山下「4連敗は恥ずかしいので、なんとか一勝はしたいと思っていました。一勝できたのでほっとしました。ずっと苦しい進行だと思っていました。下辺の死活で見損じがあり形勢が良くなったのは最後のほうでした。第5局以降、一局一局精一杯少しでも多く打てるように頑張ります」
井山「序盤から少し苦しくて自信のない進行でした。封じ手以降も自分の想定していた進行ではありませんでした。でも形勢はずっと難しいと思っていました。中央をいろいろとやりましたが、実戦よりいい手を自分では見つけられなかった。終盤かなりミスを重ねてしまいましたので、第5局以降はしっかりした碁を打ちたいです」
【棋聖戦第4局終局の場面】
黒:山下敬吾九段 白:井山裕太棋聖 黒2目半勝ち
(幽玄の間解説:大垣雄作九段)
棋聖戦七番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。
第39期棋聖戦挑戦手合七番勝負特設ページはこちら
結果は224手までで、黒番の山下が2目半勝ちをおさめ、シリーズ初勝利を挙げた。
終局は19時43分、持ち時間8時間のうち残り時間は黒番の山下が2分、白番の井山が1分だった。
山下が勢いに乗って連勝するか、井山が防衛を決めるか、注目の第5局は2月25、26日に山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われる。
【両対局者のコメント】
山下「4連敗は恥ずかしいので、なんとか一勝はしたいと思っていました。一勝できたのでほっとしました。ずっと苦しい進行だと思っていました。下辺の死活で見損じがあり形勢が良くなったのは最後のほうでした。第5局以降、一局一局精一杯少しでも多く打てるように頑張ります」
井山「序盤から少し苦しくて自信のない進行でした。封じ手以降も自分の想定していた進行ではありませんでした。でも形勢はずっと難しいと思っていました。中央をいろいろとやりましたが、実戦よりいい手を自分では見つけられなかった。終盤かなりミスを重ねてしまいましたので、第5局以降はしっかりした碁を打ちたいです」
待望の初勝利を挙げた山下 |
井山の追い上げは一歩届かず |
激戦を終えた直後の両対局者 |
【棋聖戦第4局終局の場面】
黒:山下敬吾九段 白:井山裕太棋聖 黒2目半勝ち
(幽玄の間解説:大垣雄作九段)
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