4連覇を狙う井山裕太碁聖に山下敬吾九段が挑戦する第40期碁聖戦挑戦手合五番勝負【主催:新聞囲碁連盟】の第4局が、8月7日(金)に東京都千代田区の日本棋院本院で行われた。
結果は122手まで白番の井山が中押し勝ちをおさめ、シリーズ成績を3勝1敗としタイトルを防衛した。これで井山は碁聖4連覇。棋聖、名人、本因坊とあわせて4冠を維持した。終局は18時20分、持ち時間4時間のうち残り時間は黒番の山下が3分、白番の井山が4分だった。
碁聖戦挑戦手合五番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。
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乱戦を制し防衛を決めた井山
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終局直後のインタビューに応じる両対局者
山下九段「最初感じ悪いと思ってた。コスミ(黒45)がマズすぎた。最後は大石を取られたがその前に錯覚があって相当悪いと思っていた。シリーズを通してまずい碁が多く、しょうがないです」
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碁聖戦第4局終局図
(幽玄の間解説:中野寛也九段)
第40期碁聖戦挑戦手合五番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。
結果は122手まで白番の井山が中押し勝ちをおさめ、シリーズ成績を3勝1敗としタイトルを防衛した。これで井山は碁聖4連覇。棋聖、名人、本因坊とあわせて4冠を維持した。終局は18時20分、持ち時間4時間のうち残り時間は黒番の山下が3分、白番の井山が4分だった。
碁聖戦挑戦手合五番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。
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両対局者のコメント
井山碁聖「最初は苦しいと思っていた。中央の戦いになって自信は無かったがそれなりに難しくなったと思っていた。最終盤は正しく打てました。シリーズを通して、まずい手も多いが、今の力を出し切れたと思う」山下九段「最初感じ悪いと思ってた。コスミ(黒45)がマズすぎた。最後は大石を取られたがその前に錯覚があって相当悪いと思っていた。シリーズを通してまずい碁が多く、しょうがないです」
【碁聖戦第4局終局の場面】
黒:山下敬吾九段 白:井山裕太碁聖 白番中押し勝ち
第40期碁聖戦挑戦手合五番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。