両者星で始まる【第41期棋聖戦挑戦手合七番勝負第2局】


井山裕太棋聖河野臨九段が挑戦する第41期棋聖戦挑戦手合七番勝負【主催:読売新聞社】第2局が1月22日(日)に熊本県菊池市の「笹乃家」で始まった。

また前夜祭では、両対局者による決意表明や花束贈呈などが行われた。

前夜祭での両対局者コメント

井山棋聖「菊池は初めてですが、自然に囲まれた素晴らしい場所で、このような場所で対局できることを光栄に思います。また昨年震災があった中、こうして迎えていただいたことをお礼申し上げます。今日は子供たちがたくさん来てくださっていて、サインで右手がクタクタです。しかし幸い私は囲碁は左手ですので、明日は左手で頑張りたいと思います。
1局目では大事なところでミスがでてしまいましたが2局目では精一杯打って皆様に喜ばれる碁を打ちたいです。」

河野臨九段「熊本では大変な震災がありましたが、こうして暖かく迎えてくださって対局できることを嬉しく思いますし、大変感謝しております。菊池は温泉が素晴らしくお米もおいしいと聞いています。私はお風呂もお米も大好きなので気持ちよくこの場所で対局できると思います。
明日からの対局は相手がナンバーワンの棋士ですので、私にとって大変厳しいものになるかと思いますが、持てるものと全て出しきって自分の納得いく碁を打ちたいです。」


地元の子供たちから花束を贈呈され記念撮影に応じる井山棋聖(右)と河野挑戦者

両者星で熱戦の火蓋が切られた

第41期棋聖戦第2局17手目まで

黒:河野臨九段 白:井山裕太棋聖

(幽玄の間解説:金秀俊八段

お知らせ

棋聖戦七番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。

また、囲碁プレミアムでも生中継いたします。

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