井山裕太棋聖に一力遼八段が挑戦する第42期棋聖戦挑戦手合七番勝負【主催:読売新聞社】の第1局が1月18、19日(木、金)に東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で行われた。
結果は240手まで白番の井山が中押し勝ちをおさめシリーズ先勝となった。終局は19時47分、持時間8時間のうち残り時間は黒番の一力が1分、白番の井山が2分だった。
第2局は25、26日(木、金)に青森県八戸市の「八戸パークホテル」で行われる。
詳細は、主催の読売新聞紙上の報道と観戦記、週刊碁・月刊碁ワールドにてお楽しみ下さい。
両対局者のコメント
一力八段「ずっと難しい展開だったと思っていました。中央はなにが正しかったのかわからなかったのですが、ちょっと残るかなと思って中央を妥協して(5子を)捨てていったのですが、細かいところでミスが出たのが結果的に致命傷になった。2局目はすぐなので切り替えて臨みたい」
井山棋聖「最初から最後まで難しい碁とは思っていました。中央打っているときは正しく打たれたらダメなんだろうと思っていたんですけれども、実戦は左上の黒に少し食いつけるような形になって、はっきり計算できていませんがだいぶ得したと思ってました。あまり(余計な事は)考えずに盤上に集中したい」
第42期棋聖戦第1局終局図
黒:一力遼八段 白:井山裕太棋聖
現地陣営
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