本木が42手目を封じる【第72期本因坊戦挑戦手合七番勝負第1局】


 本因坊文裕(井山裕太九段)本木克弥八段が挑戦する第72期本因坊戦挑戦手合七番勝負【主催: 毎日新聞社、協賛: 大和証券グループ】の第1局が5月9日(火)に岐阜県岐阜市の「 岐阜グランドホテル」で開幕した。握りの結果、文裕の先番と決まり9時より始まっていた。

 本因坊戦は17時の時点で手番の棋士が次の手を封じる。17時10分、白番の本木が42手目を封じる意思を示し、用紙に42手目を書き込み、打ち掛けとなった。持時間8時間のうち消費時間は黒番の文裕が3時間18分、白番の本木が3時間52分だった。この対局は10日9時に再開され、同日夜に終局の見込み。

 文裕の41手目、上辺への打ち込みに対する、挑戦者・本木の次の一手は? 両雄の激しいつばぜり合いの結果は?
 下記の封じ手クイズにご参加いただき、明日もぜひ本因坊戦をお楽しみください。


本木、初めての「封じ手」。書き込んだ用紙を立会の小県真樹九段へ手渡した


第1日から盛り上がる現地解説会。下島陽平八段(右)と万波奈穂三段が担当


地元の中部はもちろん、大阪からも棋士が現地入りし、検討に熱が入る


対局会場の「岐阜グランドホテル」

第72期本因坊戦第1局41手目まで

黒:本因坊文裕 白:本木克弥八段

(幽玄の間解説:金秀俊八段

本因坊戦七番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。

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