井山が68手目を封じて1日目終了【第45期棋聖戦挑戦手合七番勝負第1局】


井山裕太棋聖
VS
河野臨九段

 囲碁界最高位の棋戦「棋聖戦」九連覇を目指す井山裕太棋聖河野臨九段が挑戦する第45期棋聖戦挑戦手合七番勝負 【主催:読売新聞社】が1月13日(水)に東京都文京区「ホテル椿山荘東京」で開幕した。
 定刻の9時に立会人の趙治勲名誉名人の合図によりニギリが行われ河野の先番と決まり対局が始まった。
 午前中で42手進んだが午後は着手が慎重となり、井山が68手目を封じて打ち掛けとなった。封じ手時刻は17時12分。持ち時間各8時間のうち消費時間は黒番の河野が3時間46分、白番の井山が3時間44分だった。この対局は14日(木)9時に再開され同日夜に終局の見込み。


井山が立会人の趙治勲名誉名人に封じ手を記入した封筒を手渡して1日目が終了
井山の昼食:蕎麦(冷)、緑茶(ホット)
河野の昼食:チキンカレー、アイスコーヒー
控え室では感染症対策を施し検討

第45期棋聖戦挑戦手合七番勝負第1局 封じ手局面図

黒:河野臨九段 白:井山裕太棋聖

(幽玄の間解説:平田智也七段

陣容

タイトルホルダー 井山裕太棋聖(名人・本因坊)
挑戦者 河野臨九段
立会人 趙治勲名誉名人
新聞解説 安斎伸彰七段
記録 星合志保二段金子真季二段
幽玄の間解説 平田智也七段


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