井山が56手目を封じて1日目を終える【第45期棋聖戦挑戦手合七番勝負第3局】


井山裕太棋聖
VS
河野臨九段

 囲碁界最高位の棋戦「棋聖戦」九連覇を目指す井山裕太棋聖河野臨九段が挑戦する 第45期棋聖戦挑戦手合七番勝負【主催:読売新聞社】第3局が 2月5日(金)に長崎県西海市「オリーブベイホテル」で開始した。
 定刻の9時に立会人の山田規三生九段の合図により対局が始まった。
 午前中で37手進んだが、午後は河野が45手目、51手目、53手目、といずれも30分を超える長考。消費時間に1時間12分の差がついた。16時30分過ぎに井山が封じる意思を示し、56手目を封じて打ち掛けとなった。 封じ手時刻は16時31分。消費時間は持ち時間8時間のうち、黒番の河野が4時間21分、白番の井山が3時間9分だった。この対局は6日(土)9時に再開され同日夜に終局の見込み。

 対局については「読売新聞オンライン」、 株式会社囲碁将棋チャンネル運営の「囲碁プレミアム」、 日本棋院ネット対局「幽玄の間」等にてお楽しみください。
 また詳細・解説については「読売新聞」の観戦記、毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみください。


井山が立会人の山田規三生九段に封じ手が入った封筒を手渡して1日目が終了
封じ手封筒。明朝まで厳重に保管される。保管場所も非公開。
両者の昼食「握り寿司」。河野、カレーから脱却?
反対岸からのオリーブベイホテル全容。海と山に囲まれた風光明媚な佇まい
井山のおやつ。井山の定番、フルーツ盛り合わせ
河野のおやつ。長崎名物「カステラ」

第45期棋聖戦挑戦手合七番勝負第3局 封じ手局面図

黒:河野臨九段 白:井山裕太棋聖

(幽玄の間解説:大橋成哉七段

陣容

タイトルホルダー 井山裕太棋聖(名人・本因坊)
挑戦者 河野臨九段
立会人 山田規三生九段
新聞解説 瀬戸大樹八段
記録 小松大樹三段村本渉三段
大盤解説会 中止
幽玄の間解説 大橋成哉七段
  • ※ この対局の模様は日本棋院ネット対局「幽玄の間」にて手順ライブ中継を実施しております。
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