芝野虎丸名人への挑戦権を争う第45期名人戦挑戦者決定リーグ(朝日新聞社主催)の最終戦一斉対局が8月6日(木)に行われる。
日本棋院ネット対局「幽玄の間」では最終戦の4局を棋譜ライブ中継いたします。また、YouTube「日本棋院囲碁チャンネル」では挑戦権のかかった2局を動画配信いたします。
挑戦権を獲得する可能性があるのは、7勝0敗の井山裕太三冠と6勝1敗の一力遼八段の2人。井山が負け一力が勝った場合は8月10日にプレーオフが行われる。河野臨九段と許家元八段はすでに残留が決まっている。熾烈なのは残留争い。3勝4敗の林漢傑八段、2勝5敗の張栩九段、羽根直樹碁聖、山下敬吾九段、村川大介九段のうち2名が残留、3名が陥落となる。張-羽根戦は他の結果にかかわらず勝てば残留、負ければ陥落の「鬼勝負」。 消化試合無し、大混戦の今期名人戦リーグ締めくくりの1日。挑戦権とリーグ残留をかけた注目の最終戦をお楽しみください!
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第45期名人戦最終戦組み合わせ △...黒番(カッコ内は現在までの成績)
△井山裕太三冠(7勝0敗)― 林 漢傑八段(3勝4敗)一力 遼八段(6勝1敗)―△村川大介九段(2勝5敗)
許 家元八段(4勝3敗)―△山下敬吾九段(2勝5敗)
張 栩九段(2勝5敗)―△羽根直樹碁聖(2勝5敗)
河野臨九段(4勝4敗)は手空き