初防衛を目指す芝野虎丸名人に井山裕太三冠が挑戦する第45期名人戦挑戦手合七番勝負【主催:朝日新聞社】が8月25,26日(火,水)に東京都文京区「ホテル椿山荘東京」で打たれ、
井山が275手までで白番1目半勝ちをおさめシリーズ先勝とした。終局時刻は18時18分、残り時間は黒番の芝野が1時間9分、井山が1分だった。芝野は後半追い上げたがわずかに届かなかった。
第2局は9月15,16日(火,水)に兵庫県宝塚市「宝塚ホテル」で行われる。
終局後のコメント
- 井山裕太三冠
- 「布石から経験のない形、左上から動かれて封じ手直前の打ち方がよかったどうか。右下コスまれたときにどうしたらよいかわからなかった。フリカワリで残せると思ったがわからなかった。次局少しでもよい状態で臨めるようにしたい」
- 芝野虎丸名人
- 「右辺が甘かったか1日目に攻めが利かない形でたいへんと思った。右辺カミとって繋いだあたりでいけてるのではと思った。次局まで時間があるので対策を考えたい」
この対局の詳細については「朝日新聞」、 「日本棋院囲碁チャンネル(1日目、2日目)」 日本棋院ネット対局「幽玄の間」、毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみください。
第45期名人戦挑戦手合七番勝負第1局 終局図
黒:芝野虎丸名人 白:井山裕太三冠