山口で第3局開始【第45期名人戦挑戦手合七番勝負第3局】


芝野虎丸名人
VS
井山裕太三冠

 初防衛を目指す芝野虎丸名人井山裕太三冠が挑戦する第45期名人戦挑戦手合七番勝負【主催:朝日新聞社】第3局が9月23日(水)に山口県山口市「山口市菜香亭」で開始した。
 定刻の9時に立会人の山城宏九段の合図により対局が始まった。持ち時間は各8時間。1日目は本日夕刻に封じ手による打ち掛けとなり24日(木)に2日目が打ち継がれる。

 対局については「朝日新聞デジタル」「日本棋院囲碁チャンネル1日目2日目)」およびネット対局「幽玄の間」等にてお楽しみください。
 また詳細・解説については「朝日新聞」の観戦記、毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみください。


前日のコメント

●芝野虎丸名人
「第1局は良くなかったが第2局は今までの中では良い内容であったので良いデータとして頑張っていきたい。ここで落としてしまうと苦しくなるので頑張っていきたいと思うが対局中は目の前の対局に集中していきたい」
◯井山裕太三冠
「第1局、第2局と終盤までもつれているが結果としてよいものになっている。まだまだ勝負に関してはこれからだと思う。勝ちを目指してやるというのは当然のことだが意識せずにベストを尽くしたい」


芝野の先番で対局開始
シリーズ2連勝の井山。ここで「リーチ」をかけられるか
会場の山口市菜香亭。2004年に移転復元した
芝野の初手は16の四 ホシ(画像:日本棋院囲碁チャンネル


陣容

名人
芝野虎丸名人(名人・王座・十段)
挑戦者
井山裕太三冠(棋聖・本因坊・天元)
立会人
山城宏九段
新聞解説
山下敬吾九段
記録
常石隆志四段、大表拓都三段
日本棋院囲碁チャンネル
解説:大橋成哉七段(2日目午後より)
幽玄の間
解説:六浦雄太七段