VS |
連覇を目指す一力遼碁聖に井山裕太三冠(棋聖・名人・本因坊)が挑戦する
第46期碁聖戦挑戦手合五番勝負第1局(主催:山陽新聞社・
倉敷市・
新聞囲碁連盟・
日本棋院・関西棋院)が6月26日(土)に岡山県倉敷市
「マービーふれあいセンター」で開始した。
定刻の9時00分に立会人の山田規三生九段の合図によりニギリが行われ井山の先番と決まり対局が始まった。
持ち時間は各4時間。本日夕刻に終局の見込み。
この「マービーふれあいセンター」は2018年7月、西日本を中心に襲った「平成30年豪雨」で被災しおよそ5mもの水位により大きな被害を受けこのたび復旧した。
そのこけら落としイベントとして碁聖戦挑戦手合が開催される運びとなった。
また「くらしき吉備真備杯 こども棋聖戦 全国大会」が開催される場所として認知されており、遣唐使として囲碁を日本に伝来したとされる吉備真備公の縁の地でもあり、
囲碁に縁の深い地としても有名である。
対局については「日本棋院囲碁チャンネル」の
映像ライブ配信、
およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
また詳細・解説については「新聞囲碁連盟」加盟各紙の観戦記、
毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。
前日のコメント
- 一力遼碁聖
- 「いままでは挑戦者の立場だったが、その気持は忘れずに臨みたいと思う。非常に厳しい戦いになると思うが、自分の力を出し切って行きたい」
- 井山裕太三冠
- 「この挑戦手合に戻ってこれてうれしく思う。(一力碁聖とは、)戦うたびにお互いに新たな部分を出し合って戦ってきた。 挑戦する立場なので思い切って挑戦者らしくぶつかっていければと思う。豪雨の災害までは毎年(こども棋聖戦全国大会で、)来ていた。そこで自分自身対局できるのは光栄」
陣容
タイトルホルダー | 一力遼碁聖(天元・碁聖) |
挑戦者 | 井山裕太三冠(棋聖/名人/本因坊) |
立会人 | 山田規三生九段 |
新聞解説 | 横田茂昭九段 |
記録 | 鳥井裕太三段、塚田千春初段 |
大盤解説 | 解説:趙治勲名誉名人、聞き手:西山静佳初段 |
幽玄の間解説 | 河野臨九段 |
日本棋院囲碁チャンネル | 佐田篤史七段、他 |