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連覇を目指す一力遼碁聖に井山裕太三冠(棋聖・名人・本因坊)が挑戦する
第46期碁聖戦挑戦手合五番勝負第3局(主催:北國新聞社・
新聞囲碁連盟・
日本棋院・関西棋院、
協賛:日本製紙、パンダネット、木村経営グループ、金沢ニューグランドホテルほか)が7月17日(土)に石川県金沢市
「北國新聞会館」で打たれ、一力碁聖が138手で白番中押し勝ちをおさめ、2連勝で防衛まであと1勝となった。終局時刻は18時15分。残り時間は一力2分、井山1分だった。
第4局は1ヶ月後の8月17日(火)に新潟県新潟市「新潟グランドホテル」で行われる。
対局については「日本棋院囲碁チャンネル」の
映像ライブ配信、
およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
また詳細・解説については「新聞囲碁連盟」加盟各紙の観戦記、
毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。
第46期碁聖戦挑戦手合五番勝負第3局 終局図
黒:井山裕太棋聖 白:一力遼碁聖
終局後のコメント
- 一力遼碁聖
-
「序盤のカタツキ(白22)から実戦のような構想を想定していましたが、良かったかどうかは判断できなかったです」
116手目のナラビ読み切りでしょうか?
「実戦のコースで(黒が)生きる手が自分の力では見えなかったのでやってみようかなと、かなり際どいですけど一応イケてるのかなとは思ってました」
「1ヶ月空くので次の対局も良い状態で臨めるように準備したいと思います」 - 井山裕太三冠
- 「最初地で頑張られているので甘かったのかもしれない(37手目で)アテコミが第一感でしたが現状ではやるべきだったと思っています」
左辺の打ち込みについて
「黒は死んだらしょうがないという感じで行くしかったと思うんですけれども、少しづつ大変なような気はしていました」
「少し時間が空くので気持ちを新たに頑張りたいと思います」
陣容
タイトルホルダー | 一力遼碁聖(天元・碁聖) |
挑戦者 | 井山裕太三冠(棋聖/名人/本因坊) |
立会人 | 中野寛也九段 |
新聞解説 | 六浦雄太七段 |
記録 | 寺田柊汰二段、鈴川七海初段 |
大盤解説 | 解説:田尻悠人五段、聞き手:佃優子アマ |
幽玄の間解説 | 本木克弥八段 |
日本棋院囲碁チャンネル | 六浦雄太七段、他 |