79手目を井山が封じる【第46期棋聖戦挑戦手合七番勝負第3局】


 囲碁界最高位の棋戦「棋聖」の前人未到10連覇を目指す井山裕太棋聖一力遼九段が挑戦する 第46期棋聖戦挑戦手合七番勝負 (主催:読売新聞社・日本棋院・関西棋院) 第3局が長崎県西海市「オリーブベイホテル」で2月4日(金)定刻9時に開始した。両者1時間以上の長考(井山の黒57、一力の白60)を挟みつつ順調に打ち進められ、17時41分に79手目を井山が封じて1日目を終えた。消費時間は井山が4時間27分、一力が3時間33分。本局は2月5日(土)に打ち継がれ同日夕刻に終局する見込み。

 対局の模様については 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
 また詳細・解説については、読売新聞の観戦記、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。


本シリーズはここまで全て井山が封じている
孫七段による封じ手候補。幽玄の間では恒例の封じ手予想クイズを実施
封じ手封筒
"もう一人の裕太"と孫七段が封じ手前にYouTube解説
検討室では封じ手まで熱心な検討が続いた
対局場のオリーブベイホテル、設計を手がけたのは世界的な建築家の隈研吾
1日目の昼食。井山は「長崎名物特製ちゃんぽん」一力は「地場野菜の天婦羅と朝獲れ鮮魚のお刺身定食」
1日目のおやつ。井山は「朝獲れフルーツの盛り合わせ」一力は「原口みかんのバターケーキ」




第3局陣容

タイトルホルダー 井山裕太棋聖(名人・本因坊・王座・碁聖)
挑戦者 一力遼九段
立会人 坂口隆三九段
新聞解説 村川大介九段
観戦記者 大橋成哉七段
記録 鳥井裕太三段大森らん初段
幽玄の間解説 孫喆七段
日本棋院囲碁チャンネル 大橋成哉七段、孫喆七段、他


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