VS |
25歳以下、六段以下の棋士で争う第46期新人王戦
(主催:しんぶん赤旗・日本棋院・関西棋院)の決勝三番勝負、
上野愛咲美四段-外柳是聞三段戦が
9月20日(祝・月)に東京都千代田区「日本棋院東京本院」で打たれ、外柳が281手までで黒番中押し勝ちをおさめタイトル獲得まであと1勝とした。
終局時刻は18時17分、残り時間は黒番の外柳が1分、白番の上野が2分だった。
外柳がタイトルを獲得するか、上野が1勝1敗のタイとするか注目の第2局は10月9日(土)に東京都千代田区「日本棋院東京本院」『幽玄』で行われる。
対局の模様については、「日本棋院囲碁チャンネル」の
映像ライブ配信、
およびネット対局「幽玄の間」にてご覧いただけます。
また詳細・解説については、しんぶん赤旗紙面の観戦記、
毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。
終局後のコメント
- 外柳是聞三段
- 「途中ではっきり駄目にしている、しかも時間が無かったのであきらめかけてたんですけど、(左辺を)運良く生きてその瞬間良くなったと思いました。 ですが、細かく見てない手が何回かあって、だんだん差が詰まってたぶん逆転されてたと思います。左上で地を得して細かい碁にはなったかなと、その後のヨセは何もわからなかったです。 (第2局に向けて)少し期間が空くと思うので勉強してもう少し良い碁が打ちたいと思います」
- 上野愛咲美四段
- 「序盤は自由に打ったんですけどあんまり良くないなと思っていて、途中良くなったと思ってたぶん楽観しすぎていて下ハネ(白104)が結構ひどかった。 (第2局に向けて)三番勝負でよかったなと思っています。打てるだけで嬉しいので頑張ろうと思います」
第46期新人王戦決勝三番勝負第1局 終局図
黒:外柳是聞三段 白:上野愛咲美四段
陣容
対局者 | 上野愛咲美四段 |
対局者 | 外柳是聞三段 |
立会人 | 趙善津九段 |
記録 | 池本遼太二段、辻華初段 |
幽玄の間解説 | 寺山怜六段 |
日本棋院囲碁チャンネル | 横塚力七段、他 |