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6連覇を目指す井山裕太天元に一力遼碁聖が挑戦する
第46期天元戦(主催:新聞三社連合/
日本棋院/関西棋院)挑戦手合五番勝負第5局が12月16日(水)に徳島県徳島市
「徳島グランヴィリオホテル」で開始した。
定刻の9時に立会人の蘇耀国九段の合図によりニギリが行われ一力の先番と決まり対局が開始した。持ち時間は各3時間。本日夕刻に終局の見込み。
ここまでシリーズは第2局・第3局を井山が、第1局・第4局を一力が勝ち2勝2敗の5分。両者の通算対戦成績は井山の22勝11敗。直近の10局では5勝5敗の5分である。
この対局の棋譜については天元戦特設サイト、
ネット対局「幽玄の間」等にてお楽しみいただけます。
また詳細・解説につきましては加盟各紙の観戦記、毎週月曜日発売の「週刊碁」、
毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみいただけます。
前日のコメント
- 井山裕太天元
- 「最後なので特別なことを考えるわけではなく自分の力を出し切れるようにしたい。 結果については自分でコントロールできるものでもないので、とにかくベストを尽くすということに集中したい。 (天元戦では)3年連続ということで、この最終局にも慣れてきたところもあるので、そういったことを活かして頑張りたい。 (天元戦初の6連覇、七大タイトル通算50期がかかるが)記録よりもまず明日の対局に集中したいという気持ちが強い。その結果、そのようになれば言うことがない。」
- 一力遼碁聖
- 「第4局に勝って最終局まで来られたのは良かった。今回はタイトルホルダーとして臨む初めてのタイトル戦だったので盛り上げたいと思っていた。 天元戦で最後まで来るのは初めてなので悔いのないように打ちたい。 (2冠、九段昇段がかかるが)「勝ちたいという気持ちは強くあるが、あまり意識せずに対局に臨みたい」
陣容
タイトルホルダー | 井山裕太天元 |
挑戦者 | 一力遼碁聖 |
立会人 | 蘇耀国九段 |
記録 | 常石隆志四段、大表拓都三段 |
幽玄の間解説 | 高尾紳路九段 |