井山勝利で3勝3敗、最終局へ【第47期名人戦挑戦手合七番勝負第6局】


井山裕太名人
VS
芝野虎丸九段

 3連覇を目指す井山裕太名人芝野虎丸九段が挑戦する 第47期名人戦挑戦手合七番勝負(主催:朝日新聞社・日本棋院・関西棋院、協賛:株式会社明治マニフレックス)の第6局が「あたみ石亭」で10月24日(月)・25日(火)と打ち継がれ、215手までで黒番井山裕太名人が中押し勝ちをおさめシリーズ3勝3敗とした。残り時間は井山が2分、芝野が1分、終局時刻は19時56分だった。これでタイトルの行方は最終局へと持ち越しとなった。最終局の会場は山梨県甲府市の常磐ホテル。最後までもつれた名人戦、11月2日(水)をお楽しみに。



 対局についてはネット対局「幽玄の間」、朝日新聞の「囲碁将棋TV」等にてご覧いただけます。(今回、日本棋院囲碁チャンネルでの配信はありません)
 また詳細・解説については、朝日新聞紙面の観戦記、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。




カド番から強い「魔王」こと井山が見事、大熱戦を制した。

最終局に向けて:井山「コンディション整えて悔いのないようにがんばります」

芝野「うまくいかなかった。最終局は集中して打てたらいいなと思う」

最終局ではどんなクライマックスが待っているのか

好評だったイチメーター。(詳しくは朝日新聞の「囲碁将棋TV」のアーカイブで)

熱くなる検討室




あたみ石亭での成績は8勝2敗と、井山にとって縁起が良い場所のようだ



陣容

タイトルホルダー 井山裕太名人
挑戦者 芝野虎丸九段
立会人 小林光一名誉名人
記録係 青木裕孝二段茂呂有紗二段
新聞解説 一力遼棋聖
幽玄の間解説 安達利昌七段
映像解説 鶴山淳志八段