一力が117手目を封じて1日目終了【第48期棋聖戦挑戦手合七番勝負第6局】


 囲碁界最高位の棋戦「棋聖」3連覇を目指す一力遼棋聖井山裕太王座が挑戦する 第48期棋聖戦挑戦手合七番勝負 (主催:読売新聞社・日本棋院・関西棋院、特別協賛:サントリーホールディングス) 。2月29日(木)9時に神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で開始した第6局は、 17時33分に黒番の一力が117手目を封じて1日目が終了した。 棋聖戦挑戦手合封じ手の従来の最長記録115手(第1期「藤沢秀行九段 vs △橋本宇太郎九段」の第4局)を上回り歴代最長記録となった。 持ち時間各8時間のうち消費時間は黒の一力棋聖が4時間28分、白の井山王座が3時間32分。 この対局は明日の午前9時に同所で対局再開となる。

 対局の模様については 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。また詳細・解説については、読売新聞の観戦記、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。

立会人の羽根直樹九段に封じ手を渡す一力

中野寛也九段と伊田篤史九段によるYouTube解説

封じ手局面。幽玄の間では恒例の封じ手予想クイズを実施

両者フルーツ盛合せで違いはコーヒーの温度のみ(井山はホット、一力はアイス)

昼食も同じメニュー





第6局陣容

タイトルホルダー 一力遼棋聖
挑戦者 井山裕太王座
立会人 羽根直樹九段
新聞解説 伊田篤史九段
記録 高橋真澄四段伊藤健良三段
幽玄の間解説 中野寛也九段
日本棋院囲碁チャンネル 中野寛也九段、他