一力棋聖が99手目を封じて1日目終了【第49期棋聖戦挑戦手合七番勝負 第1局】


 囲碁界最高位の棋戦「棋聖」4連覇を目指す一力遼棋聖に、棋聖通算10期目を狙う井山裕太王座が挑戦する第49期棋聖戦挑戦手合七番勝負(主催:読売新聞社・日本棋院・関西棋院、特別協賛:サントリーホールディングス) 第1局がホテル椿山荘東京で1月16日(木) の午前9時に開始し、17時34分に黒番の一力遼棋聖が99手目を封じて1日目が終了した。
 持ち時間各8時間のうち消費時間は一力棋聖が4時19分、井山王座が3時間41分。この対局は明日の午前9時に同所で対局再開となる。

 対局の模様については 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。また詳細・解説については、読売新聞の観戦記、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。

封じ手を立会の高尾九段に渡す一力棋聖

YouTubeでは3人で封じ手を予想

午後からは孫喆七段清成哲也九段も検討に参加

椿山荘名物の雲海は「三重塔を囲む雲海」「大雲海」などのバリエーションがある

1日目の昼食と午後のおやつ





第1局陣容

タイトルホルダー 一力遼棋聖
挑戦者 井山裕太王座
立会人 高尾紳路九段
新聞解説 許家元九段
記録 大西研也六段日野勝太二段
大盤解説 解説:孫喆七段、聞き手:木部夏生三段
幽玄の間解説 安達利昌七段