一力棋聖が封じた83手目は【第49期棋聖戦挑戦手合七番勝負 第3局】

 囲碁界最高位の棋戦「棋聖」4連覇を目指す一力遼棋聖に、棋聖通算10期目を狙う井山裕太王座が挑戦する第49期棋聖戦挑戦手合七番勝負(主催:読売新聞社・日本棋院・関西棋院、特別協賛:サントリーホールディングス) 第3局が宮城県知事公館で2月5日(水) に開始し、2日目となる2月6日(木)は午前9時に対局者によって昨日の手順が再現された後、立会の山下敬吾九段によって封じ手が読み上げられた。
 一力棋聖が封じた83手目は10-十六。この対局は本日夕刻に終局となる。

 対局の模様については 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。また詳細・解説については、読売新聞の観戦記、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。

一力棋聖、井山王座の順に入室。棋聖戦の詳報は読売新聞オンラインをチェック

立会による読み上げと同時に封じ手を着手する一力棋聖

封じ手用紙と封筒

早速検討を始める山下九段と林八段

宮城県知事公館の正門は仙台城の建造物唯一の遺構

今朝の定禅寺通り 仙台市は昨晩からの雪が降り積もっている





第3局陣容

タイトルホルダー 一力遼棋聖
挑戦者 井山裕太王座
立会人 山下敬吾九段
新聞解説 林漢傑八段
記録 伊藤優詩五段加藤優希初段
大盤解説 解説:鶴山淳志八段、聞き手:牛栄子四段
指導棋士 大淵浩太郎五段
幽玄の間解説 三村智保九段