中国主催の女流棋士国際棋戦「第4回呉清源杯世界女子囲碁選手権」が新型コロナウイルス感染拡大に伴い
各国間の移動制限が生じているためネット対局で開幕した。
7月18日(日)の1回戦に、上野愛咲美四段、鈴木歩七段、
謝依旻六段、仲邑菫二段が出場した。
結果は、上野、鈴木、仲邑が勝利し2回戦へ進出した。なかでも仲邑は第1回呉清源杯優勝の韓国の強豪、
金彩瑛六段に見事勝利、国際戦初勝利とした。謝は僅差で惜しくも敗退となった。2回戦は7月19日13時より打たれる。
この対局の模様は日本棋院ネット対局「幽玄の間」で手順ライブ中継いたします。
7月18日(日)1回戦の結果(左勝者、△黒番)
上野愛咲美四段 半目 △盧鈺樺三段(中華台北)
鈴木歩七段 中押し △豊雲九段(北米)
仲邑菫二段 半目 △金彩瑛六段(韓国)
△陸敏全六段(中国) 1目半 謝依旻六段(日本)
△方若曦四段(中国) 中押し 殷明明初段(北米)
呉侑珍七段(韓国) 中押し △Natalia Kovaleva アマ五段(ロシア)
曺承亜三段(韓国) 中押し △黒嘉嘉七段(中華台北)
李鑫怡三段(中国) 中押し △Manuela Marz アマ三段 (ドイツ)
※中国ルールにより一部、幽玄の間中継の結果と異なります。ご了承下さい。
7月19日(月)2回戦の組み合わせ
藤沢里菜五段 - 李鑫怡三段(中国)
上野愛咲美四段 - 於之瑩六段(中国)
鈴木歩七段 - 王晨星五段(中国)
仲邑菫二段 - 周泓余六段(中国)
崔精九段(韓国) - 陸敏全六段(中国)
芮廼偉九段(中国)- 方若曦四段(中国)
唐嘉雯四段(中国)- 曺承亜三段(韓国)
李赫五段(中国) - 呉侑珍七段(韓国)
棋戦概要
- 棋戦名
- 第4回呉清源杯世界女子囲碁選手権
- 主催
- 中国囲棋協会、福州市人民政府
- 協賛
- 福州市体育局、鼓楼区人民政府、長楽区人民政府、福州市囲碁協会
- 協力
- 日本棋院、韓国棋院、台湾棋院、ヨーロッパ囲碁連盟、アメリカ囲碁協会、福建省囲碁協会
- 優勝賞金
- 50万人民元
対局概要
- 対局日時
- 1回戦7月18日(日)13時対局開始(中国時間12時)
2回戦7月19日(月)13時対局開始(中国時間12時)
3回戦7月20日(火)13時対局開始(中国時間12時) - 対局場所
- 日本棋院東京本院にて、中国サイト「野狐」を使用してのインターネット対局
- 対局方式
- 24名のトーナメント戦
中国ルールコミ7目半
持時間各2時間、秒読み60秒5回 - 抽選
- 1回戦は7月17日(土)に抽選。
出場選手
- 日本代表
-
- 中国代表
- 周泓余六段(前回優勝)、於之瑩六段(前回準優勝)、芮廼偉九段、陸敏全六段、王晨星五段、李赫五段、方若曦四段、唐嘉雯四段、李鑫怡三段
- 韓国代表
- 崔精九段、呉侑珍七段、金彩瑛六段、曺承亜三段
- 中華台北
- 盧鈺樺三段
- 北米
- 豊雲九段、殷明明初段
- 欧州
- Natalia Kovaleva アマ五段(ロシア)、Manuela Marz アマ三段 (ドイツ)
- ワイルドカード
- 黒嘉嘉七段(中華台北)、仲邑菫二段(日本)