中国主催の女流棋士国際棋戦「第4回呉清源杯世界女子囲碁選手権」が新型コロナウイルス感染拡大に伴い
各国間の移動制限が生じているためネット対局で行われた。
7月20日(火)の準々決勝に2回戦を勝ち上がった、藤沢里菜五段が
中国の強豪、於之瑩六段と対戦した。
結果は、於が160手までで白番中押し勝ち、藤沢が敗れ日本勢はここで敗退となった。
この対局の模様は日本棋院ネット対局「幽玄の間」で手順ライブ中継いたしました。
7月20日(火)準々決勝の結果(左勝者、△黒番)
於之瑩六段(中国) 中押し △藤沢里菜五段
方若曦四段(中国) 中押し △曺承亜三段(韓国)
王晨星五段(中国) 中押し △呉侑珍七段(韓国)
△崔精九段(韓国) 中押し 周泓余六段(中国)
準々決勝の組み合わせ(日程未定)
王晨星五段(中国) - 於之瑩六段(中国)
崔精九段(韓国) - 方若曦四段(中国)
棋戦概要
- 棋戦名
- 第4回呉清源杯世界女子囲碁選手権
- 主催
- 中国囲棋協会、福州市人民政府
- 協賛
- 福州市体育局、鼓楼区人民政府、長楽区人民政府、福州市囲碁協会
- 協力
- 日本棋院、韓国棋院、台湾棋院、ヨーロッパ囲碁連盟、アメリカ囲碁協会、福建省囲碁協会
- 優勝賞金
- 50万人民元
対局概要
- 対局日時
- 1回戦7月18日(日)13時対局開始(中国時間12時)
2回戦7月19日(月)13時対局開始(中国時間12時)
3回戦7月20日(火)13時対局開始(中国時間12時) - 対局場所
- 日本棋院東京本院にて、中国サイト「野狐」を使用してのインターネット対局
- 対局方式
- 24名のトーナメント戦
中国ルールコミ7目半
持時間各2時間、秒読み60秒5回 - 抽選
- 1回戦は7月17日(土)に抽選。
出場選手
- 日本代表
-
- 中国代表
- 周泓余六段(前回優勝)、於之瑩六段(前回準優勝)、芮廼偉九段、陸敏全六段、王晨星五段、李赫五段、方若曦四段、唐嘉雯四段、李鑫怡三段
- 韓国代表
- 崔精九段、呉侑珍七段、金彩瑛六段、曺承亜三段
- 中華台北
- 盧鈺樺三段
- 北米
- 豊雲九段、殷明明初段
- 欧州
- Natalia Kovaleva アマ五段(ロシア)、Manuela Marz アマ三段 (ドイツ)
- ワイルドカード
- 黒嘉嘉七段(中華台北)、仲邑菫二段(日本)