韓国の国際囲碁大会、第5回全羅南道国手山脈国際囲碁大会(国手山脈杯)の世界プロ最強戦の準決勝とペア戦の1回戦が7月29日に韓国全羅南道霊岩郡の霊岩室内体育館で行われた。
世界プロ戦では韓国の朴廷桓九段と中華台北の王元均八段が勝ち上がり、決勝へ進んだ。
ペア戦には日本から高尾紳路九段と謝依旻六段が出場している。今大会はペアを抽選で決定しており、高尾九段は韓国の呉侑珍六段と、謝六段は中華台北の林至涵九段とペアを組んでいる。
1回戦では陸敏全四段・李昌鎬九段ペアと黒嘉嘉七段・王磊八段ペアが勝ち上がり、決勝へと進んだ。敗れた呉侑珍六段・高尾紳路九段ペアと謝依旻六段・林至涵九段ペアは3位決定戦へと回った。
30日には世界プロ最強戦の決勝とペア戦の決勝戦、3位決定戦が全羅南道新安郡のエルドラドリゾートホテルで行われる。
■7月29日(日)の結果 左側が勝者、△印は先番
・世界プロ最強戦準決勝
△朴廷桓九段(韓国) 中押し 廖元赫七段(中国)
△王元均八段(中華台北) 半目 金志錫九段(韓国)
・ペア戦1回戦
陸敏全四段・李昌鎬九段ペア 中押し △呉侑珍六段・高尾紳路九段ペア
△黒嘉嘉七段・王磊八段ペア 中押し 謝依旻六段・林至涵九段ペア
■7月30日の組合せ
・世界プロ最強戦決勝戦
朴廷桓九段(韓国)―王元均八段(中華台北)
・ペア戦決勝戦
陸敏全四段・李昌鎬九段ペア―黒嘉嘉七段・王磊八段ペア
・ペア戦3位決定戦
呉侑珍六段・高尾紳路九段ペア―謝依旻六段・林至涵九段ペア
呉・高尾ペア(右)は中国の陸・韓国の李ペアに敗れる
謝・林ペア(右)も3位決定戦に
日本から唯一こども大会に参加していた大山兄弟。参加棋士と記念写真
大会に参加していたこどもたちが解説会にも大勢が押し寄せた