芝野の先番 高中国流で開始【第68期王座戦挑戦手合五番勝負第2局】


芝野虎丸王座
VS
許家元八段
 

 初防衛を目指す芝野虎丸王座許家元八段が挑戦する 第68期王座戦(主催:日本経済新聞社/ 日本棋院/関西棋院)挑戦手合五番勝負第2局が11月6日(金)に 仙台市 「仙台ロイヤルパークホテル」で開幕した。
 定刻の10時に立会人の小林光一名誉棋聖の合図により芝野の先番で始まった。 芝野は初手16の四ホシの後、5手目を16の十一「高中国流」として序盤が進行した。持ち時間は各3時間。本日夕刻に終局の見込み。
 芝野が先勝したこのシリーズ。芝野が勝ってタイトル防衛にあと1勝とするか、許が巻き返し1勝1敗のタイとするか注目の対局。 対局場所は仙台市郊外アウトレットモールに隣接する「仙台ロイヤルパークホテル」。両者の対戦成績は芝野の5勝2敗。直近では芝野が4連勝している。

 対局については「日本経済新聞」、 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、 およびネット対局「幽玄の間」等にてお楽しみください。
 また詳細・解説については「日本経済新聞」の観戦記、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみください。


芝野の初手は16-四ホシ
芝野の先番(画像:日本棋院囲碁チャンネル
名人戦でおなじみとなったハシビロコウ マスク
許、巻き返しなるか


陣容

王座
芝野虎丸二冠(王座・十段)
挑戦者
許家元八段
立会人
小林光一名誉棋聖
記録
常石隆志四段、青木裕孝二段
新聞解説
平田智也七段
幽玄の間解説
溝上知親九段