初防衛を目指す芝野虎丸王座に許家元八段が挑戦する
第68期王座戦(主催:日本経済新聞社/
日本棋院/関西棋院)挑戦手合五番勝負第3局が11月17日(火)に
神戸市 「ホテルオークラ神戸」で打たれ
許が293手までで黒番5目半勝ち(※)をおさめシリーズ初勝利、対戦成績を1勝2敗とした。
終局時刻は19時19分。残り時間は両者ともに1分だった。
第4局は12月3日(木)に神奈川県秦野市「陣屋」で行われる。
(※2020..11.18 9:25追記:整地直後は黒3目半勝ちでしたが整地にミスがあり立会人、両対局者確認の上黒5目半勝ちに訂正となりました)
対局については「日本経済新聞」、
「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、
およびネット対局「幽玄の間」等に掲載されます。
また詳細・解説については「日本経済新聞」の観戦記、
毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等に掲載されます。
終局後のコメント
- 許家元八段
- 「色々な変化がある対局だったが何が正しいのかわからなかった。左辺のコウダテで正しく打てばやれていたかもしれない。 ヨセの段階では少し足りないと見ていて、最後のコウを解消してようやく少し残るかなと。次局は今日よりも良い内容の碁を打てたらと思う」
- 芝野虎丸王座
- 「競り合いからの形は悪かったけどそれなりに戦えるかなとみていた。左下に入られた辺りの進行では、はっきり悪いと感じた。 左辺のコウから少し良くなって、正しく打てば白の勝つ図はあったと思うので、そこは残念。次の一局に集中していければと思います」 」
第68期王座戦挑戦手合五番勝負第3局 終局図
黒:許家元八段 白:芝野虎丸王座
陣容
タイトルホルダー | 芝野虎丸王座(王座・十段) |
挑戦者 | 許家元八段 |
立会人 | 山田規三生九段 |
新聞解説 | 結城聡九段 |
記録 | 小松大樹三段、村本渉二段 |
幽玄の間解説 | 大橋成哉七段 |
日本棋院囲碁チャンネル | 結城聡九段、他 |