初防衛を目指す芝野虎丸王座に許家元八段が挑戦する
第68期王座戦(主催:日本経済新聞社/
日本棋院/関西棋院)挑戦手合五番勝負第4局が12月3日(木)に
神奈川県秦野市 「陣屋」で打たれ、
芝野が308手までで黒番半目勝ちをおさめシリーズ3勝1敗としタイトルを防衛、王座2連覇を達成。十段と合わせ二冠を堅持した。終局時刻は19時41分。残り時間は両者ともに1分だった。
対局については「日本経済新聞」、
「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、
およびネット対局「幽玄の間」等にてお楽しみいただけます。
また詳細・解説については「日本経済新聞」の観戦記、
毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみいただけます。
対局後のコメント
- △芝野虎丸王座
- 「(シリーズを振り返って)持ち時間が短い対局なので秒読みで乱れることが多かったが力は出せたと思う。 タイトル戦を初めて防衛することができた上、今年のタイトル戦ではあまり成績がよくなかったこともあり勝ててよかった」
- 許家元八段
- 「(先に)秒読みに入ることが多く、芝野王座の打つ手も早くたいへんだった。 ミスが多かったが自分なりに実力は出し切れた。フルセットに行けなかったのは残念だった」
第68期王座戦挑戦手合五番勝負第4局 終局図
黒:芝野虎丸王座 白:許家元八段
陣容
タイトルホルダー | 芝野虎丸王座(王座・十段) |
挑戦者 | 許家元八段 |
立会人 | 王立誠九段 |
新聞解説 | 河野臨九段 |
記録 | 大表拓都三段、豊田裕仁初段 |
幽玄の間解説 | 鶴山淳志八段 |
日本棋院囲碁チャンネル | 河野臨九段、林漢傑八段、鶴山淳志八段 |