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10連覇を目指す本因坊文裕(=井山裕太九段)に芝野虎丸王座が挑戦する
第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負(主催:毎日新聞社、
日本棋院、関西棋院/協賛:大和証券グループ)
第5局が6月21日(月)に長野県松本市 「松本ホテル花月」で開始した。
定刻の9時00分に立会人の山城宏九段の合図により芝野の先番で対局が始まった。
持ち時間は各8時間。1日目は本日夕刻に封じ手による打ち掛けとなり22日(火)に2日目が打ち継がれる。
長野県で行われる本因坊戦挑戦手合は2期ぶり6回目。文裕の長野県での挑戦手合対局は9回目。成績は3勝6敗。芝野の長野県での挑戦手合は2回目。成績は0勝1敗。
シリーズはここまで芝野の3勝1敗。芝野が最年少での本因坊を獲得するか、文裕が巻き返すか注目だ。
対局については「毎日新聞」、
「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信
(1日目/
2日目)、
およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
また詳細・解説については「毎日新聞」の観戦記、
毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。
前日のコメント
- 本因坊文裕
- 「あとがない状況で勝っていくしかないが、目指すところは決まっている。自分の打ちたい手を打って少しでも盛り上げることができるようにがんばりたい」
- 芝野虎丸王座
- 「ここまで3勝してきたので次で決まる可能性はあるとは思うが、シリーズ全体のことは気にせずにいつも通りこの1局に集中して打ちたい」
陣容
タイトルホルダー | 本因坊文裕(棋聖・名人・本因坊) |
挑戦者 | 芝野虎丸王座 |
立会人 | 山城宏九段 |
新聞解説 | 山下敬吾九段 |
記録 | 鶴田和志六段、高雄茉莉初段 |
大盤解説 | 解説:柳澤理志六段、聞き手:金賢貞四段 |
幽玄の間解説 | 伊田篤史八段 |
日本棋院囲碁チャンネル | 伊田篤史八段、他 |