小松英樹九段が9日、東京・市ヶ谷・日本棋院で おこなわれた第40期碁聖戦予選Aで金沢真四段と対戦し、黒番中押し勝ちしました。これで小松九段は日本棋院所属棋士史上33人目の公式戦通算800勝達成となりました(418敗3持碁1無勝負)。
第40期碁聖戦予選A・小松英樹九段(右)が勝ち通算800勝を達成。8期ぶり8回目の碁聖戦本戦出場も決めた。
小松英樹九段は1967(昭和42)年3月4日生まれ。47歳。愛知県出身。1981年入段。
・初勝利は1981年5月27日
天元戦一次予選で吉田晴美初段に黒番中押し勝ち
※通算勝数第1位は二十五世本因坊治勲の1441勝
1988年8月29日・第13期新人王戦優勝。通算155勝目。
1989年2月25日・第19回新鋭トーナメント戦優勝・通算176勝目。
1993年9月2日・第49期本因坊戦リーグ。林海峯天元(当時)との対戦は公式戦史上初の長生無勝負となった。当時通算341勝。週刊碁より。
1994年3月19日・第13期NECカップ決勝戦。趙治勲棋聖(当時)と対戦。
白番半目勝ちで初優勝。通算359勝目。
2014年10月9日。通算800勝達成。