3月10日(木)に東京都千代田区の日本棋院市ヶ谷本院で第65期王座戦予選C【主催:日本経済新聞社】・杉内雅男九段(95歳)―大西竜平初段(15歳)の対局が行われた。結果は149手までで黒番の大西竜平初段が中押し勝ちをおさめた。両者の年齢差は80で、日本棋院公式戦史上最大年齢差の対局となった。
対局開始直後 大西竜平初段(左)―杉内雅男九段 |
杉内雅男九段のコメント 「年の差は考えずに打った。現在は1勝するのが大変。 勝ち負けはともかく、まだ進歩したいと思っています」 |
大西竜平初段のコメント 「杉内先生の碁はよく並べている。実のある検討をしてもらった。 (年の離れた大先輩との対局で)囲碁は不思議なゲームだと思った。 杉内先生の姿勢を見習って、自分もがんばらなければと思いました」 |
局後の検討の様子 |