謝依旻女流名人に鈴木歩六段が挑戦する第27期女流名人戦挑戦手合三番勝負(主催:産経新聞社)第2局が11日、京都府京都市「平安女学院大学 『有栖館』」で行われた。
結果は謝女流名人が177手まで黒番中押し勝ちをおさめ女流名人位を防衛、8連覇を達成した。
終局は17時4分、持時間3時間のうち残り時間は黒番の謝が1分、白番の鈴木が3分だった。
■両対局者のコメント
謝「最初は悪いと思っていたが、右辺でカカえたあたりでは勝負になり、黒69と押したあたりでは打ちやすくなったと思った。
上辺で切られた以降難しくなり、残り時間も少なく、ツケヒキのあと白130で2子とられたら自信はなかった
8連覇という数字は意識しないようにベストを尽くして打つことを考えていた。多少ミスもあったが、しっかり考えベストを尽くすことができたと思う」
鈴木「右辺ハネを軽視していてカカえられてはつらい碁になった。
途中それなりに勝負形にしたとは思ったが、形勢がよくわからなかった。
大きな舞台で打たせていただいて嬉しかったが、悔いの残る結果となった」
この対局はネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。
女流名人8連覇を達成した謝 |
【女流名人戦挑戦手合第2局終局図】
黒:謝依旻女流名人 白:鈴木歩六段 黒番中押し勝ち
鈴木(左)のタイトル挑戦は実らなかった |
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